農機具使用後の燃料の扱い「満タンが良いの?空が良いの?」
「農機具って1年で数日しか使わない物も多いですよね、
みなさん使用後はどうしてるんですが?」
と思いますよね。
だって、
タンクに燃料が入っていると燃料は劣化するし、
タンクを空にすれば水滴は溜まるから錆びるし、
もちろん、
燃料が劣化すればキャブレターだって詰まるし・・・
だからって、
その都度、農機具屋さんに「故障した!」って持っていくのもお金かかるし、
簡単にできる事であれば、
やっておいて、
来年、使う時には、
すんなり使いたいのが本音の部分だと思います。
じゃぁ、どうすれば良いのでしょう。
Answer
ディーゼルエンジンの場合
ディーゼルエンジンであれば、基本的に満タンで保管します。
ディーゼルエンジンと言うことは、軽油ですね。
1年位放置するのであれば、満タンにしてシートをかぶせて保管です。
もし、空にするのであれば、エア抜きが必要です。
<マメ知識>
軽油満タンで保管する際に、
タンクの軽油注ぎ口にラップで蓋をしてしまうのもやり方です。
こうする事で空気の侵入が防げますし、
結露が起こるのは空気の侵入があるからなんです。
基本的にタンク内には空気の侵入はあります。
いくら蓋にゴムパッキンがあっても、
空気穴が付いています。
ですから、
しっかりラップで蓋に蓋をして、
紐やテープでしっかり封をしてあげると、
空気が入らないので、
結露を防ぐ事ができます。
ガソリンエンジンの場合
ガソリンエンジンであれば、1ヵ月位の保管であれば燃料コックを閉めて、
キャブレターの燃料を抜いて保管です。
もし、1年位使わないで保管するのであれば、
燃料も劣化してしまうので、
全てのガソリンを抜き取って保管です。
ちなみに、
乾燥機は満タンにしてあげて保管してください。
ガソリンを農機具から抜いて携行缶で保管する際の注意点
・危険物保安技術協会の性能試験確認を受けた金属製容器で保管してください。
・性能試験確認を受けた容器には,『試験確認済証KHK危険物保安技術協会』の表示がされています。
・車でガソリンを移動させる時は、
消防法により22リットル以下の性能試験に適合した金属製容器に限られています。
・運搬する際は、
容器のフタをしっかり締めて、上向きで置ける容器で、転倒しない様に固定して運びます
・ガソリンの注油口付近の目立つ位置に、
携行缶使用時の注意事項をシール等で表示すると良いでしょう。
※詳しくは各市町村の消防局で問合せしてください。
ps,
『農機具使用後の燃料の扱い「満タンが良いの?空が良いの?」』で、
もし心配でしたら、
メーカーの取扱い説明書にも明記されているハズですから、
メーカーのホームページを確認しても良いのではないでしょうか。
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