農機具を買取してもらって税金の還付はあるのでしょうか？
「えっ！そうなの？」
「全く知らなかった！」
「それじゃ～損してるんじゃん！」
と、
今から解説する事にビックリする人もいらっしゃるかと思いますが、
自動車の税金には重量税・自動車税共に、実は還付金と言うものがあって、
車を廃車にしたり買取ってもらったりして、
手元から無くなって、
年度が切り替わる前に役所などで手続きをしたら、
実は税金の還付金があって、支払った税金一部のが返ってくるんです。
もちろん、
自賠責保険も同様で、
実は、自賠責保険も車を手放した時に申請をすれば、
還付金が返ってくるんです。
この事を知らない人って結構多くて、
今まで持っていた自動車の税金は払いっぱなしにして、
車を手放したのに、
税金の還付金を受け取っていない人って結構多いんです。
そこで、
私が思ったのは、
「あれ？そう言えば、農機具って車の扱いじゃなかったっけ？・・・」。
そうなんです。
普通車ではありませんが、
農機具って車の扱いなので、
もしかしたら、
「税金の還付金があるのかもしれない！」
と思い、
ちょっと調べてみました。
農機具は小型特殊自動車で軽自動車の分類になります。
まずは、
農機具とかかる税金の種類を解説していこうと思います。
農機具にかかる税金の種類は？
小型特殊自動車の区分は下記の通りとなります。
農耕作業用自動車（トラクター・コンバイン・田植機等）で乗用可能なものに関しては、
小型特殊自動車に区分されて、
道路の走行の有無に関わらず、
軽自動車税の対象になりナンバー登録が義務付けられています。
また、
小型特殊自動車の所有者・使用者になった方は15日以内に申請書を提出する必要があります。
①【区分 小型特殊自動車 農耕作業用】
構造
・農耕トラクター
・農業用薬剤散布車
・コンバイン
・田植機（乗用型）
・国土交通大臣の指定する農耕作業用自動車（例：型式認定番号が「農0000号」のもの。）
全長 制限なし
全幅 制限なし
全高 制限なし
総排気量 制限なし
最高速度 時速35km未満
「小型特殊自動車 農耕作業用」は軽自動車の区分ですので、
年間で税額 2,400円かかります。
②【区分 小型特殊自動車 その他】
構造
・フォークリフト、運搬車等
・国土交通大臣の指定する構造のカタピラを有する自動車
・国土交通大臣の指定する特殊な構造を有する自動車（草刈作業車等）
全長 4.7m以下
全幅 1.7m以下
全高 2.8m以下
総排気量 制限なし
最高速度 時速15km以下
こちらも軽自動車の扱いですが、年間で税額 5,900円かかります。
ここまで調べたので、
ついでに、
申請の仕方も解説しちゃいます。
申請の仕方
○登録・廃車手続き 【必要なもの】
・申請書 （税務課、各地域振興局にあります）
・所有者の印鑑（名義変更の場合は、旧・新所有者の印鑑が必要になります）
・ナンバープレート （廃車の場合）
可能であれば、
メーカー名・車台番号等が確認できる書類（販売証明書）を持参してください。
また、やむをえない事情があってナンバープレートが返納できない時は、
返納できない理由は明記すれば廃車にすることができます。
※注意事項
軽自動車税は、毎年4月1日現在の所有者に課税されます。
車両の登録、廃車、変更などがあった場合は、忘れずに手続きを行いましょう。
手続きをしないまま4月1日を過ぎると、1年分の税金が課税されてしまいますのでご注意が必要です。
例）4月1日に廃車手続きを行った⇒ 現年から課税されない
4月2日以降に廃車手続きを行った⇒ 現年は課税される
4月1日に登録を行った⇒ 現年から課税される
そして、
農機具の税金の還付はあるのでしょうか？
ここまで引っ張って、読んでもらっておいて、
申し訳ありませんが、
軽自動車税につきましては、
還付金がありません。
ごめんなさい。
しかし、
農機具を手放す時に、
戻ってくる物もあるので、
ここからはしっかりお読みください。
実は・・・。
任意保険に入っていたら・・・
任意保険に入っていたら・・・
その保険は還付金の対象となります。
いくら農機具で、
なかなか公道を走らないとは言え、
不注意で人にケガをさせてしまった・・・なんてことも考えられます。
ですので、
農機具を購入したら、
任意保険には入りましょう。
また、
基本的に自賠責保険の義務はありませんが、
自治体によっては自賠責保険などの義務が発生する土地もある様です。
この自賠責保険は一年契約で、
この１年以内に自賠責保険を解約したら、
還付金がありますので、
申請するとお金が戻ってきますので、
注意が必要です。
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