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農機具を放置してしまって動かなくなった時の対処方法は?

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農機具を放置してしまって動かなくなった時の対処方法は?

「あれ?」

「おっかし~な~」

「エンジンかからないじゃん!」

なんて事になっていませんか?

農機具って、バイクや車と一緒で、

最悪な場合、

3ヵ月使用しないで、放置しているだけで、

エンジンがかからなくなる事もあります。

バイクでも良くある話しなんですが、

寒い時期で、

特に、外に放置していた場合なんかは、

もっと躊躇で、

1ヵ月間位、外に放置しているだけで、

エンジンがかからなくなってしまう事もあります。

そして、

農機具は、長年使用していると、

経年劣化もあって、トラブルも起きやすくなります。

車やバイクと同様、動力にエンジンを使用しているので、

放置した状態ですと、

「動かなくなった!」と言う事が往々にしてあります。

例えば、

寒くなった11月位から放置して、

翌年の1月ごろエンジンを掛けようとしたら、

エンジンがかからなかった・・・

そして、

何度も何度もエンジンをかけるから、

バッテリーもあがってしまって、

エンジンがうんともすんとも言わなくなり、

キャブレターをばらして掃除して、

バッテリーをチャージしなおした・・・

なんて事も良くある話しです。

コチラでは、

「農機具を放置してしまってエンジンが掛からなくなる前にどうしたら良いのか?」

また、

「農機具を放置してしまって動かなくなったらどうしたら良いのか?」

を解説していきます。

農機具をしばらく放置するのが分かっている時に必ずやるべきことは?

早速ですが、

農機具をしばらく放置するのが分かっている時にやるべきこととは・・・

①燃料タンクから燃料を全て抜いておく

②キャブレター(のチャンバー)から燃料を抜いておく

③埃が被らない様にシートを掛けておく
※出来れば先に毛布などをかけておいてからシートを掛けておくと、
埃が付きにくくなるのでエンジンには良いです。

④バッテリーを外しておく(バッテリーが付いているなら)

この4つをやっておけば、

次のシーズンの時に、

・燃料をタンクに入れて、

・チャンバーに燃料を送って、

・バッテリーをつないで、

この手順でエンジンは大概かかります。

面倒くさいんですが、

この方法をしておけば、

安心して放置しておけるので、

「機械は苦手!」なんて言っていないで、

メーカーから整備解説書などを手に入れて、

やってみてください。

また、

この方法でエンジンが掛からない時は、

プラグが劣化してしまっている可能性もありますので、

プラグを交換してみましょう。

農機具のエンジンが掛からない時の対処方法は?

エンジンが掛からない時の原因はいろいろありますが、

一番多いのは、

農機具を放置してしまって、

農機具のエンジンがかからなくなってしまった・・・と言う事です。

農機具のエンジンがなならなくなる原因は・・・

①燃料タンクの燃料も劣化しますし、

②キャブレターのチャンバー内の燃料も劣化します。

また、

バッテリーがある農機具は、

③バッテリーが上がってしまえば、エンジンはかかりませんし、

④シートなどを全くかけずに裸で放置しておいたら埃も被りますので、

付いた埃でエンジンの吸気がうまくできずにエンジンがかからない・・・

なんてことも。

それぞれの対処方法を書いていきますので、

参考にしてください。

①燃料タンクの燃料が劣化した場合

燃料タンクの燃料はかならず劣化します。

早いと半年でダメになる事も往々にしてあります。

そんな時は燃料タンク内の燃料は捨ててしまいましょう。

そして、

新しい燃料を入れてください。

また、

燃料タンクの中が錆びる事もあります。

燃料タンクが錆びた場合は、

錆び取りをしっかり行ってから燃料を入れなおしてください。

錆びがキャブレターに入ってしまったら、

キャブレターに詰まりが生じてエンジンが掛からなくなることもあります。

②キャブレターに入っている燃料が劣化した場合

キャブレターに入っている燃料が劣化すると、

エンジンがかかなくなることも良くあるトラブルです。

エンジンを使っている物には付きまとうトラブルです。

燃料が劣化すると、

燃料はガム状になったりもします。

そうなると、

完全につまりを起こして、

エンジンは絶対にかかりません。

こんな時は、

キャブレターを分解清掃してください。

エンジンの心臓部なので怖いと思う方もいるかと思いますが、

分解清掃が怖い時は、

メーカーから整備解説書を手に入れて行なってください。

思ったよりも簡単に分解清掃できちゃいますよ。

③「かぶってしまってエンジンがかからない」時も

「かぶる」と言うのはどういう時か?と言うと、

点火プラグに燃料がかかってしまって、

点火プラグが湿気をおびてしまい、

発火しないと言うことがおきます。

通常、

エンジンは、

キャブレターから送られてきた燃料と空気の混合気を、

エンジン内で圧縮して爆発させる事で、

大きなエネルギーを発生させるんです。

この爆発させる時に必要なのが「点火プラグ」なんですが、

点火プラグがしけっていたりすると、

点火プラグから火花が出なくなるので、

エンジン内での爆発も起こらなくなってしまうんです。

健康は点火プラグであれば、

火花を充分飛ばせるのでなんの問題もないのですが、

しばらく放置しておいたエンジンの場合、

エンジンをかけるまでに時間を使うので、

エンジンをかけている時に点火できないと、

エンジンに送り込まれた混合気で湿ってしまう事もあるんです。

こんな時は、

(1)点火プラグをワイヤーブラシ等で掃除する

(2)点火プラグの先端を火で焙ったりして湿気を飛ばす

(3)点火プラグを新しい物に交換する

この3つをやってみてください。

それでもエンジンが掛からない時は、

他に問題があるはずです。

④上記の方法でもエンジンがかからない時は・・・

ここまでに解説した方法でもエンジンが掛からない時は、

「点火プラグから火花が飛んでいるのか?」を確認してください。

やり方は、

点火プラグをエンジンから抜いてください。

そして、

点火プラグにプラグキャップをはめて、

エンジン部分に押し当ててください。

この状態でリコイルスターターを引っ張るか、

セルを回してエンジンをかけてみてください。

この時に、

火花が飛ばなければ、電気が通っていないので、

自分で対処するのは難しいです。

農機具の修理を承っているお店や、

自動車修理工場などに持ち込んでみてもらいましょう。

もし、

火花が飛ぶ場合は、

燃料系のトラブルになりますので、

タンクに燃料が入っているのか?

キャブレターはキレイに掃除できているのか?を確認して、

燃料の通り道を一個一個確認してください。

それでも分からない時は、

先程と同様、

農機具の修理を承っているお店や、

自動車修理工場などに持ち込んで見てもらいましょう。

農機具のトラブルを未然に防ぐ方法

農機具をしばらく放置する時にやっておくべきこととは?

農機具をしばらく放置してしまうのが分かっているのであれば、

先程も解説した内容を必ず行ってください。

農機具をしばらく放置するのが分かっている時に必ずやるべきことは?

①燃料タンクから燃料を全て抜いておく

②キャブレター(のチャンバー)から燃料を抜いておく

③埃が被らない様にシートを掛けておく
※出来れば先に毛布などをかけておいてからシートを掛けておくと、
埃が付きにくくなるのでエンジンには良いです。

④バッテリーを外しておく(バッテリーがあるなら)

この4つをやっておけば、

次に農機具を動かす時に問題なく動くはずですので、

頭に入れておいてください。

また、

しまっておくのであれば、

しっかり汚れを取っておいて、

雨の当たらない場所に保管してください。

雨が当たると、

錆びの原因にもなりますし、

錆びれば、

先程、解説した通り、

キャブレターの詰まりにつながりますので、

エンジンが掛かりにくくなります。

農機具はオイル不足にも注意が必要!

エンジンをかける時は、

オイルの量にも注意が必要で、

オイルが不足するとエンジンに供給する燃料が足りなくなってしまうんです。

燃料の量は「アクセルレバー」で調整できますが、

この「アクセルレバー」が開いていないと、

燃料が送られなくなってしまうので、注意が必要です。

燃料が送られなくなると、

エンジンから異音がしたり、

エンジンがロックしてしまったりするので、

オイルの量には注意しましょう。

農機具はメンテナンスが大事!

農機具から異音がする場合や、使った時に違和感がある時は、

不具合が起きているケースが多々あるので、

すぐにメンテナンスをしましょう。

この、

異音や違和感を放置しておくと、

更に故障の原因になったり、

劣化して使えなくなったりすることもあるので、

メンテナンスは怠らない様にしましょう。

農機具をメンテナンスする方法(もちろん自分で!)

農機具と言っても、

車やバイクとエンジンは一緒なので、

手を付けるところは一緒になります。

やる事は、

①汚れや詰まりなどを取り除く

②キャブレターを掃除する

この2点となります。

ますは、

全体的にキレイに掃除しましょう。

もちろんエンジンも掃除はしますが、

実際に仕事をする箇所の可動部分も掃除してあげてください。

一番錆びやすく、壊れやすいと言って良いと思います。

ポイントとしては、

泥などで汚れる場所は水で洗っても良いのですが、

ホームセンターのCAR用品のコーナーでパーツクリーナーなどを使って掃除するのもおススメです。

パーツクリーナーを持っていれば、

掃除できる箇所も多くなるので、

パーツクリーナーはおススメです。

そして、

キャブレターの掃除です。

キャブレターを掃除する際は、

キャブレターを農機具から外したら、

全体をパーツクリーナーとブラシなどでキレイに洗いましょう。

パーツクリーナーは水ではないので、

キャブレターの掃除には非常に向いています。

そして、

キャブレターの外側をキレイにしたら、

今度は内部を洗っていきます。

まずはキャブレターを分解していきます。

ネジで留めてある部分を一個一個外していってください。

ちなみに、

キャブレターの掃除の肝になるのは。

ジェットノズルです。

ジェットノズルは、

燃料タンクからキャブレターに引き込んできた燃料を、

エンジン内部に噴射する場所になります。

ちなみに、

このジェットノズルが詰まると、

エンジンもかからなくなります。

ですから、

キャブレターの中で、

一番掃除をしないといけないのが、

ジェットノズルです。

そして、

実は、

キャブレターを分解しなくても、

キャブレターを掃除できるケミカル商品もあるんです。

それは、

「キャブレターコンディショナー」です。

キャブレターの詰まりや汚れを落としたら、

全てを元に戻して、

作業は終了してください。

機械に苦手感のある方は、

メーカーから整備解説書を取り寄せてパーツを分解していってください。

そしてキャブレターの掃除が面倒くさいと言う人は?

ここまで読んでいただいて、

それでも、

どうしてもキャブレターの掃除ができないとおっしゃる方は、

マメに農機具のエンジンを掛けるようにしてください。

できれば、

毎週1回から2回とエンジンを掛けて、

農機具の調子を見る様にしてください。

これで、

エンジンがかからなくなる事を完璧ではありませんが、

防止する事ができますよ。

農機具は買取ってもらった方がお得なの?

農機具の不具合が生じた時、

修理をお願いするより、

買取ってもらって、

新しく買い替えた方がお得の時もあります。

新しく買い替えた方がお得の理由は・・・

①不具合の内容によっては、新しく農機具を買った方が、

修理代よりも安く済むケースもあります。

また、

長年使用することで、故障しやすくなったり、

メンテナンスの手間が通常よりも多くかかるケースもあります。

こんな時は新しく買い替えて、古い農機具を買取ってもらった方が

良い場合もあります。

②農機具の買取業者の中には、

買取った農機具を海外に輸出する業者さんも多くいます。

海外に故障した農機具を持って行って、

人件費を安く済ませることで、

高い利益を出す事もできるので、

その分、農機具の買取額も高くすることができます。

もし、

手入れやメンテナンスであまりに時間がかかってしまったり、

故障が多かったり、

修理に時間がかかってしまうのであれば、

買換えを考えるのも方法の一つです。

このポイントを抑えて高く買取ってもらいましょう

農機具を高く買取ってもらうには、

大切なポイントがあります。

1. メーカーやモデルの種類

2. アワメーター

3. 部品やエンジンの状態

この3つが揃うと高く買取ってもらえる可能性が高いです。

<メーカーやモデルの種類>

当然なことなんですが、

有名だったり人気のメーカーや、

その中でも売れているモデルだったりすると、

比較的高値で買い取ってもらえます。

<アワメーター>

アワメーターの稼働時間によって買取額が変わります。

アワメーターは、その農機具をどれだけ使用していたのか?が分かるメーターなんですね。

アワメーターが少ないほど農機具が使われていないと言う事なので、

その農機具の劣化状態が一目でわかります。

<部品やエンジンの状態>

エンジンが問題なく動いたり、

タイヤやキャタピタに問題がない場合もわりと高く買取ってもらえます。

買取額を知ることは損をしないことの第一歩

だれだって損はしたくありません。

後になって、

「やっぱりココで買い取ってもらえば良かった!」

なんて事がないようにしたい物です。

そんな時は、

何か所かの農機具の買取業者に見積もりの依頼をするのがベストです。

そこで、

一度は農機具王で農機具の買取査定を依頼したらいかがでしょう。

農機具王であれば、

ご自宅のパソコンから簡単入力するだけで、

気楽に農機具の買取査定金額が算出できます。

あなた一人で何社にも見積もり依頼を掛けることを考えると、

手間もはぶけるので、

かなり時間短縮になって便利ですよ。

「農機具を放置してしまって動かなくなった時の対処方法は?」まとめ

農機具の保管には気を配ってあげないと、

簡単に動かなくなってしまいます。

ですので、

上記でも書いてきましたが、

放置するのでしたら、

しっかり保管してあげてください。

また、

保管場所も雨の当たらない場所などに保管することも大切です。

そして、

ちゃんと保管できれば次に使用する時には、

簡単に使える様になりますので、

保管方法は大切ですね。

農機具については、

自分で手入れしたり、

メンテナンスしたり、

実際に修理に出したりすると、

余計に時間と費用が掛かるケースもありますので、

あまり道具に執着しないで、

程ほどのところで買い替える事を考えるのも大切な選択です。

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