農機具 2stエンジンを使用していると喉が痛くなる!
農機具の2stエンジンの混合比について質問がありました。
2stエンジンを使用していると喉が痛くなって大変なんです。
農機具に指定されている混合比を守って燃料を使用しないといけない物なんですが?
と言う質問です。
それでは解説していきますので、
質問からどうぞ。
Question
普段から動噴と草刈り機を使用しています。
エンジンは2stエンジンで、
排ガスが非常に臭いのと、
使用していると喉が痛くなります。
恐らく2stエンジンの混合燃料のせいだと思っています。
混合燃料の比率を変えても問題ありませんか?
それとも違う対処をした方が良いのでしょうか?
Answer
先に答えから言いますと、
違う対処方法を探した方が良いでしょう。
ホームセンターなどで、
粉塵用のマスクが売っています。
物によっては高性能な物もあるので、
そのマスクを付けながら動噴や草刈り機を使用する様にした方が良いです。
ここからは混合燃料の説明なんですが、
使用している農機具のエンジンにはそれぞれに特徴があって、
高回転で使用したり、
あまり高回転では使用しなかったりしています。
混合比と言うのは、
エンジンの特性で決められているので、
農機具それぞれに指定されている混合比がありますから、
それに合わせた燃料を使うのがベストです。
例えば、
動噴の場合は、
エンジンの回転数が6~7000回転位までいきます。
また、
草刈り機の場合は、
エンジン回転数は10,000回転を超えてきます。
そう言った事を考えると、
そのエンジンそれぞれを冷却するためにどうしたら良いのか?
考えないといけません。
通常、汎用エンジンの場合、
フライホイールにフィンが付いていて、
強制的に空冷にしてシリンダーを冷やします。
しかし、
高回転になればなるほど焼き付く可能性が高くなるので、
20:1とか25:1などと言った混合燃料が必要となります。
また、動噴の場合は、
回転数が低いぶん、トルク重視で使用する物なので、
草刈り機の様な混合比は必要ないと思われます。
結論を言うと、
混合燃料は、
エンジンに応じた混合比をメーカーが指定しているので、
指定されている混合比の燃料を使用しましょう。
と言うことです。
質問にもありましたが、
2stエンジンを使用していて、
匂いが嫌で、
喉が痛くなる様であれば、
マスクをするなどして対策するのも必要なのではないでしょうか?
ホームセンターには粉塵用などのマスクが売っています。
工事現場用の物がほとんどなんですが、
通常の風邪などで使用するマスクとは違って、
かなり高性能な物もあるので、
探してみてください。
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