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農機具 2stエンジンの混合ガソリンの混合率と作り方

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農機具 2stエンジンの混合ガソリンの混合率と作り方

「本当に面倒臭いんだよなぁ・・・なんでこうも面倒なんだろ!」

とお嘆きではありませんか?

そうなんです。

2stエンジンを搭載している農機具の燃料は、

混合ガソリン(エンジンオイルとガソリンの混合燃料)なんです。

だから、

いちいち混合燃料を作らないといけないんですね。

だから面倒くさいんです。

そして、

そんな混合ガソリンを使った農機具をいくつもお持ちだと、

それぞれの農機具で混合の比率が違うので、

作る混合ガソリンが一種類じゃなくなるので、

更に面倒くさいんですね。

エンジンによって違う混合比

農機具のエンジンも、

バイクのエンジンも、

どんな2stのエンジンでも、

それぞれ混合比が違うんです。

時々、用途やエンジンの特性で、

同じ混合比がありますが、

大抵違います。

それは、

エンジンのピークの回転数に違いがあるのが一つの原因で、

ピークの回転数が高いほどエンジンの焼き付けの可能性が高いので、

当然、混合比が高くなんてしまうんです。

また、

違うメーカーや同じ排気量のエンジンでも、

ピストンの径や、

ストロークの長さなど、

エンジンの特徴で、

混合比の違いは出てきます。

ですので、

どんな農機具を買ったとしても、

同じ特性のエンジンを使わない限り、

混合ガソリンの混合比が同じになる事はありえないんです。

また、

2stや4stの汎用エンジンの空冷の場合、

フライホイールに冷却ファンが付いていて、

強制空冷になって、シリンダーを冷やしてくれるエンジンもある位なんです。

ですから、

エンジンの特性で混合ガソリンの混合比は違ってきますので、

諦めて混合ガソリンを作ってあげてください。

そして、

農機具の特性にも触れておくと、

例えば、

草刈り機のエンジンとは違い、動噴の様なエンジンだと、

ピークの回転数よりもトルク重視の側面もあります。

どうしても、

混合ガソリンの混合比は変わってきますよね。

ここで2stエンジンの混合ガソリンの作り方をシェアしておきます。

2stエンジン(農機具用)の混合ガソリンの作り方

混合ガソリンの作り方についてお話していきます。

混合ガソリンを作るため必要なものを上げると、

ガソリンを入れておく携行缶(10~20Lのものがちょうどよい)と、

混合タンク(白色のもの、5Lタイプ)、

2スト用のエンジンオイル、

この3つです。

それでは早速作っていきますが、

今回は20:1の3ℓの混合ガソリンを作ります。

細かく詳細を書くと、

「ガソリン3ℓに対してオイル150ml入れる」。

と言う感じになります。

使用するオイルの種類については、

農機具の取扱説明書に書いてあるので、参考にしてください。

今回は20:1の3ℓの混合ガソリンを作るには・・・

詳細は、「ガソリン3ℓに対してオイル150ml入れる」と言う事なので、

混合タンクの横側に付いている小さなタンクの方にエンジンオイルを150mL入れていきましょう。

次に、

混合タンクの大きい方のタンクの蓋を開け、

ガソリンを3ℓの目印のところまで入れます。

そして、

ガソリンとオイルを混合容器に入れたら、

ちゃんと蓋をして、

混合容器を持ち上げて、

ガソリンとオイルを混ぜていきます。

注意事項としては、

まずは少量のガソリンでオイルを先に溶かしていきます。

それから、

残りのガソリンに混ぜた混合ガソリンをゆっくり加えていき、

泡を立てない様にゆすって混ぜていきます。

そして、

携行缶へのガソリンの給油は、

セルフのスタンドだと、

大抵は禁止されているので、

事前にフルサービスのガソリンスタンドを調べておいて、

ハイオクのガソリンを携行缶に入れてもらってください。

混合ガソリンを作るのが面倒くさい時は?

ここまで書いておいて、

こんな事を書くのも変な話しですが、

実は、

混合燃料と言う形で、

ホームセンターやアマゾンなどでも、

混合ガソリンは販売しているんです。

ですので、

混合ガソリンを作るのが面倒臭い方は、

コチラをお買い求めになっても良いかと思いますよ。

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