草刈り機では歯が立たない草木の伐採について
草刈り機では歯が立たない草木の伐採について教えてもらえますか?
と言う質問があったので、
解説していきますね。
Question
実家の庭に毎年放置していたエリアがあって、
毎年枯れるのですが気づくと木みたいに固くなる草?が生えてきます。
使っていない場所だし放置しちゃっているのですが、
もったいないからその場所もきれいにして使いたいなと思っています。
しかし、今年も放置してしまって、
草刈り機では歯が立たないレベルになってしまいました。
人の背丈よりは少し低いくらいの草木が生い茂っています。
このような草木の伐採方法で自分でできるものってありますか?
また、
表に出ている草木だけ切って処分しても、
根っこがあればまた生えてきますよね。
やはり、根こそぎ処理した方が良いのでしょうか?
Answer
草刈り機では歯が立たないレベルになってしまいました>
そうですねぇ。
普段使っている草刈り機の刃では切れなくなるものもありますよね。
そんな時は試しに、
あさり付きの鋸刃を使ってみてください。
キレると思いますよ。
そして、
おっしゃるとおり、枝切りバサミで根本を何度も切ろうとまた生えてきてしまいます。
根本的な解決方法といえば大きいスコップで掘り返して抜くことが一番です。
これが難しい様であれば
その部分にだけラウンドアップ等の除草剤を少し多めにいれておけば、
根腐れを起こして枯れてしまいます。
また、
根本に切れ込みをいれて、
その部分に除草剤を溜め込ませてガムテープで巻いて放置する枯らし方もあります。
周りに被害が少ないのでとても有効です。
最終的には根こそぎやるようになるのでしょうか?>
本数によりますが、
多い場合はグリホサート系除草剤の原液を注入するのも、
方法の一つです。
また、
同様な除草剤で爪楊枝状の「ケイピン剤」を使うのも方法の一つです。
本来葛を枯らすための除草剤で非常に強力なのです。
錐で穴を空けそこに差し込みます。
細い草(木)であれば1本に1本挿せば枯れると思いますよ。
「掘起す方法」なんですが、
鶴嘴の方が作業しやすいです。
私は、庭に入り込んだ竹の根を鶴嘴で掘り起こしてほぼ根絶させました。
残っているのは庭木の間に入り込んで根が絡まっている竹です。
これは上記のように薬剤で処理します。
あとは開墾地などの伐根作業と同様に、
少し根を掘ってロープを通して、
この原理で径6~7cm、長さ3m程度の木材で引き抜く方法があります。
意外と簡単に抜けますよ。
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