小型耕耘機や管理機で溝堀(たにあげ・畝立て)は可能ですか?
小型耕耘機や管理機で溝堀は可能ですか?
と言う質問があったので、
解説していこうと思います。
Question
小型耕耘機や管理機で、
溝堀(たにあげ・畝立て)はできるのでしょうか?
私共、稲作農家でトラクターは持っているんです。
そして、
自家消費用の畑作は親がやってくれていたんですが、
そろそろ私の方で引き継ぐ事にしたんです。
しかし、
手道具ではしんどいですし、
凄く時間もかかるので、
トラクターで耕したんですが、
トラクターだと枕や四隅がキレイに整わないんです。
特に、
畝立てや排水のために溝堀が本当に大変なんです。
勤めがあるので、
暇な時にボチボチやるわけにもいきませんし、
機械の力でなんとかしたいと思っているんですが、
畝や排水路を整える作業を小型耕運機や管理機で考えると、
ヤフオク等で物色していると、
①車輪付きPTO別の機械
②PTOしかなくて、爪だけが付いてるもの
が有るようです。
耕運機能は特に必要じゃないので、
たにあげ、畝立てだけが出来れば良いのですが、
どんなタイプの物を用意すれば良いでしょうか。
Answer
汎用管理機が良いでしょう。
トラクターの2輪バージョンで、
歩行型トラクターとも呼ばれています。
イロイロなアタッチメントが取り付け可能なので、
思っている作業が出来ると思いますよ。
例えば、
本体に中耕ロータリーを装着。
正逆切り替えスイッチがあったら良いですね。
耕運軸や溝上げ、ハネ上げ爪などのオプションを、
作業に合わせて選びます。
また、
ハンドルは180度回転させて作業できるので、
フロント作業機の要領でやると楽だと思います。
汎用管理機は中古が結構出回っているので、
20万円くらいで揃える事も可能かと。
ちなみに、
我が家は100ccガソリンエンジンの一輪、ロータリー付きで畝作りしています。
価格は20万円にちょっと出る位です。
私達の目的はジャガイモの土寄せなので、
1輪で良いのですが、
1万5千円位の培土器を取り付けるだけでできますね。
高低差20㎝位の深さなら問題なく出来ます。
中耕=雑草取りも出来ます。
自家消費の畑なら、
中耕作業・畝立てを考えると、
160cc程度のロータリー付き耕運機(管理機)を使用するのが良いのかなぁと思います。
コメント