使用方法

コンバイン 雨で濡れている稲を刈り取れるのか?

使用方法

コンバイン 雨で濡れている稲を刈り取れるのか?

雨降りや稲が濡れている時のコンバインの使用で解説していきます。

コンバインは、

雨で稲が濡れているとコンバインは使えないと言う事を言います。

それは、

コンバインの中で詰まってしまって、

壊れてしまうと言う物なんですが、

どういう事なのでしょう。

グレンタンクのタイプも、

ホッパータイプも脱穀や選別部の構造は一緒なので、

同じ物として解説していきますと、

水分の多い作物は、

こぎ胴の回転の負荷になってしまい、

更に、選別にも大きな影響を出てしまいます。

稲が濡れていると、

揺動棚にゴミが張り付いて堆積してしまい、

シーブにもゴミが付着して堆積してしまうので、

仮に刈取が出来ても、

たいして選別されずに後方へ吐き出されてしまいます。

ですので、

朝霧がまだ多いウチからの刈取は機械ロス軽減のため、

また、乾燥機の燃料節約の目的で敬遠されているんです。

もう少し詳しく見ていきましょう

①コンバインに間違いなく不具合が起きる

コンバインは稲の刈取と脱穀に使用しますが、

脱穀は稲から籾を取り除く作業になります。

雨で穂が濡れていると、

簡単に詰まってしまって、

しかも、

濡れているのでうまく取り除けないので、

非常に大変な作業となります。

②米の品質が落ちる

稲が雨でぬれている状態で稲刈りを行うと、

乾燥に非常に時間がかかるので、

お米の品質が落ちてしまいます3.

稲刈りをするなら、

快晴が続いた日の朝以外の時間帯がベストと言われています。

③作業は非効率

稲刈りは田んぼに入って作業をするもんです。

手刈りの場合は、

刈った後に、いくつかの稲を束にして結んでいきます。

こういった稲刈りの一連の作業を行う上で、

田んぼがぬかるんでいると非常に非効率になるんです。

田んぼが歩きずらいし、

稲を束ねた後、束ねた稲を直接地面に置けなかったり、

コンバインが泥濘に嵌ってしまったりと、

稲刈りが非常に非効率な作業になるんです。

それでは、

雨が降った時の対処方法について質問があったので、

解説していこうと思います。

Question

近所の田んぼで雨あがりでコンバインを使って稲を刈っているんですが、

稲穂は乾いているのか気になります。

大丈夫なんでしょうか?

Answer

刈取り終了後、

カントリーエレベーターで乾燥させます。

しかし、

コンバインが壊れなかったら良いんですけどねぇ・・・。

Question

コシヒカリを作っていますが、

雨が続いています。

稲刈りをしたんですが、

コンバインが詰まってしまって、

また雨が降ってきました。

もうどうにもならないんでしょうか?

Answer

草丈が長いと、コンバインは低速でしか刈れません。

問題なのは、

雨が降って田んぼがぬかるんで入れないのではないか?と言う事です。

もし、入れない場合なんですが、

コシヒカリは他の品種と比べて、

極端に穂発芽がなりにくい品種なんです。

天気が良くなって田んぼが乾くまで待って、

それからコンバインで刈るしかないのでは?

また、

稲が青い状態であれば、

しばらく待っても大丈夫だと思いますよ。

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