使用方法

コンバインで倒れた稲の刈り方

使用方法

コンバインで倒れた稲の刈り方

まずは、

稲が倒れて(倒伏)してしまった時の借り方を解説していきますね。

1.極一部の稲だけが倒れてしまった時の刈取方

台風の強風などで稲が倒れてしまった場合、

コンバインだとなかなか刈取り取れないと思うかもしれませんが、

稲が一部分倒れてしまった場合、

倒れてしまった稲は起こして束ねてあげればコンバインで刈る事が可能になります。

もしくは、

倒れた反対側に起こしてあげても簡単に刈る事ができます。

2.田んぼのほとんどの稲が倒れてしまった場合、

左倒伏の状態で刈ります。

つまり、

コンバインで向き合った場合、

左に稲が倒れている状態で刈ってください、

ですので、

一方向だけで刈ると言う事になります。

ただ圃場に入る際、

4隅も倒れてる事が多いので、

手刈りが必要なことも多いですね。

3.倒伏稲用の引き起こし機が売っています

そして、更に簡単に倒伏した稲を刈り取るためには、

倒伏してしまった稲を引き起こして刈ってくれる機種もあるので、

充分刈取る事が可能ですよ。

また、

コンバインに装着できる、

倒伏稲用の引き起こし機も販売されています。

稲の倒伏の原因と予防方法

折れる時は節から折れる事って少なくて、

節間から折れる事がほとんどなんです。

特に、根本の節間が曲がってしまったり、折れてしまったりして、

倒伏してしまうんです。

これはどうしてかと言うと、

節間が徒長してしまって(徒長とは:茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態)、

茎が弱くなってしまったところに風や雨などの力が加わって倒伏してしまうんです。

倒伏を防ぐためには、

根本付近の節間が短くして丈夫な稲に育てる事が大切なとこになります。

そして、

台風が近づいたら、

深水にしておいてあげると、

倒伏を防ぐことができる場合もあります。

倒伏してしまうと、

水に浸かって発芽してしまうので、

排水して籾の発芽を防ぐことが大切なんです。

そして、

稲をできるだけ持ち上げる様にしてあげて、

稲を起こし、日当たりを良くして乾燥させることも大切です。

節間が徒長する原因として、

稲の徒長と言うのは、茎が細く葉の間隔が長く間伸びした状態を言います。

徒長の原因として、

まず、日照不足があります。

食物ホルモンは日光によって成長を促進してくれる反面、

光によって働きを抑制してしまう性質も持っているんです。

つまり、

日照不足になる事で、

植物の成長ホルモンの働きが抑制されてしまって徒長してしまうんです。

例えば、

稲の葉が茂りすぎて、葉が密集する事で、

根本が日陰になってしまい、

日照不足になってしまい、

徒長しやすくなってしまいます。

ですので、

大型の品種などは、

早いうちから根本が日陰になってしまい、

そこから徒長が始まり弱くなってしまうので、

倒伏しやすい傾向があります。

そして更に原因として考えられるのが、

窒素肥料が効きすぎている時も徒長してしまいます。

節間の長さだけではなく、

節の強度も必要です。

根腐れなどによって、

根本が腐ってしまって早く枯れてしまったり、

害虫などが原因で強度がなくなってしまって、

稲が倒伏しやすくなってしまう事もあります。

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