メンテナンス

コンバインのエンジンの回転数

メンテナンス

コンバインのエンジンの回転数

コンバインは、

色々な作業を同時に行ってくれる便利なマシンなんです。

そして、

高機能なところは、

作業をしていても、

エンジンの回転数を一定に保とうとしてくれる所なんですが、

作業に合わせてエンジンの回転を上げてあげないといけない機械なんです。

そこで、

事例に合わせて解説していきますので、

ご確認ください。

1. コンバインは作業中にエンジン回転を適正値にあげる

刈取りなどを始めるにあたって、

作業をするにあたってエンジンを適正回転数にする必要があるんです。

しかし、

エンジンの回転数を上げ過ぎると、

籾が枝に付いてくる現象が起こる時があります。

こんな時はエンジンの回転数が低いと思ってください。

2. コンバインの刈取時のエンジンの回転数は?

刈取時のコンバインのエンジン回転数をどこにセットすれば良いのか?と言うと、

tachometerが「こぎどう」の回転数計で、

印の所まで上がれば問題ないです。

コンバインは、

作業中に高負荷がかかっても、

エンジンの回転数を一定に保ってくれる機能が付いているんですが、

こぎどうを使用しているときは「こぎどうの回転数系で」、

印のところまで上がれば良いんです。

しかし、

籾の排出する時に、

エンジンの回転数が高い状態で排出クラッチを入れると、

排出オーガのスクリューとスクリューの駆動連結軸が比較的早く減っていってしまいます。

ですので、

軸とスクリューのどちらも早く交換する事になってしまいます。

そうなると部品代がかなり高くなってしまいますので、

注意が必要です。

こんな時は、

回転数を最低に落としてからクラッチを入れてあげて、

クラッチを入れてから回転数を上げるのがコンバインには優しい使い方です。

コンバインだろうとなんだろうと使用していたら不具合は出てくるもんなんですが、

普段のメンテナンス(注油)をしっかり行えばすぐに壊れる事は少ないはずです。

メンテナンスは面倒なんですが、

ここを面倒くさがると、どんな機械でも壊れやすくなるので、

できるだけ行う様にしましょう。

しかも、

コンバインは高い機械です。

使用している間はしっかりメンテナンスする様にしてください。

3. ポンプをコンバインに付けた時のエンジン回転数の計算方法を教えてください。

エンジン側のプーリー径175(7インチ)

ポンプ側のプーリー径75(3インチ)で、

ポンプの最大能力回転数は3600rpmなんですが、

ポンプを付けた時のエンジン回転数は・・・

(「ポンプ側のプーリー径」÷「エンジン側プーリー径」)×最大能力回転数 = エンジンの最大回転数

となりますので、

今回の場合は、

(75/175)×3600 = 1542rpm

となります。

4. アイドリングが不安定でエンジンが止まってしまいそうな時は?

アイドリングが不安定で、

エンジンが止まってしまいそうな時、

まずやるべき事は・・・

・エンジンオイルの交換、

・オイルフィルター掃除か交換

・エアクリーナーの掃除か交換

・燃料フィルターの交換

・クーラントの交換

などメンテナンスが必要なんですが、

以上の事をしっかりやっていて、

エンジンの方に問題が無かった場合、

ひとつの可能性として、

エンジン内部にアクセルとコントロールラックを繋ぐ二つのスプリングが這っています。

そしてこの、

細いスプリングが外れていたりすると、

極端にアイドリングにばらつきが出ます。

確認するには、

噴射ポンプの下の方のカバーを外して確認する以外にありません。

確認してみてください。

これでも治らない時は、

農機具屋さんや修理屋さんに持ち込む方が良いでしょう。

ガソリンエンジンの様に、

スロットルバルブがあるわけではないので、

恐らく簡単に修理できないかもしれません。

コメント

タイトルとURLをコピーしました