メンテナンス

コンバインのエア抜きの方法

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コンバインのエア抜きの方法

コンバインのエア抜きについて解説していきます。

燃料切れになったり、

燃料系統の点検をした時は、

ディーゼルエンジンの場合、エア抜きをしないと、

エンジンが掛からなくなっちゃうんです。

ですんで、

燃料切れになって燃料を入れた時とか、

燃料系の点検をした時はエア抜きをしましょう。

エア抜きするには2つのケースがある

最近のコンバインには、

2通りのエア抜きの方法があります。

一つは自動、

もう一つは半自動です。

自動の場合は、

キーをオンにした状態で電気式の燃料ポンプを数十秒作動させると、

自動でエア抜きをしてくれるタイプです。

もう一つの半自動は、

エア抜き用のバルブがついていて、

つまみやボタンを押した状態でエンジンを始動させて、

数十秒後にバルブを閉じると完了する。

などの方法があります。

ヤンマーコンバインEe3の場合、

自動のタイプなので、

キーをオンにして30秒位待つと、

コックのところのカップに燃料は溜まっていきます。

この後、

セルを30秒以内で回して、

それでエンジンが始動しない様でしたら、

2分位あけてから再度セルを回すとエンジンは始動してくれるハズです。

寒い時期は予熱をしないとエンジンは始動しないので、

注意してくださいね。

エア抜きは自動でも半自動でもない場合

先程はエア抜きは半自動か自動があると書きましたが、

そのどちらでもないモデルも実在することは確かにあります。

そんな時のエア抜きの方法なんですが、

燃料系統の繋がり方は、

燃料タンク

燃料ホース

燃料フィルター

エンジン

と言う順番でつながっていますよね。

これを順にエア抜きしていくんですが、

まず、

簡単なのは、

燃料フィルターですね。

燃料フィルターの上部のネジを緩めて、

コンバインのキーを絞ると、

カチカチ言うんですが、

同時に燃料が出てきます。

そして、

燃料フィルターの緩めたネジから空気が出てきて、

その後に燃料が出てきます。

燃料が出てきたらエア抜きは終了なので、

ネジを止めます。

こんな作業を、

エンジン側から順にやっていくと、

しっかりエア抜きができます。

チャレンジしてみてください。

エア抜きができたと思ってたのにエンジンがかからなくなります。

Question

エア抜きが出来て、

一度はエンジンがかかったんです。

その一か月後にエンジンをかけたら、

エンジンが掛からなかったんですが、

どういう事なんでしょう?

Answer

しっかりエア抜きが出来てませんね。

燃料フィルターの中をのぞいてみてください。

もしかしたらまだ空気が入ったままになっているかもしれません。

燃料フィルターの中から頑張ってエア抜きをしてください。

HSTのエア抜き

HSTのエア抜きについてなんですが、

オイル交換をすると、

空気が入って走行不能になる可能性があると言う話しがありますが、

実は、

自然とエアが抜けるモデルもあるんですが、

自分でエア抜きをしないといけないモデルもあります。

ポンプにエア抜きプラグの様な物があるなら自分でエア抜きができるので、

試してみてください。

プラグを開けておいて、

エンジンをかけたら、

エアが出なくなるまでほっておいて、

エアが出なくなったら締めてあげればエア抜きができますよ。

エアが噛んでるときは、

動かしていると音で分かります。

アイドリングの時にエア抜きをしてあげれば良いです。

そして、

音が出ない様であれば、

ユックリ動かしてみてください。

異音が出る場合は、

エア抜きをしてください。

音が出ない場合は、

そのまま使用できますよ。

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