メンテナンス

農機具の錆びの予防と錆落としの方法

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農機具の錆びの予防と錆落としの方法

農機具は新品で使っている時はそんなに気にしないでも良いんですが、

何年も使っていると、

「ここに錆び?」

「あら?ここにも?」

って感じで徐々に増えていきます。

これは、

泥をかぶった状態を放置してしまっていたり、

濡れたまま放置してしまうと、どうしても錆びてきてしまいます。

車のボディと一緒で、

現在の車や農機具のパーツなどで、

錆びの予防も多少なりとできるので予防も解説していこうと思います。

あとは、

錆びるまで普通に洗うだけしかできません。

そこで、

今回は、

・ボディなど目に見える部分の錆び取り・錆び防止方法

・マフラーの錆び取り・錆び防止方法

・下周りの錆び取り・錆び防止方法

この3本で解説していこうと思います。

ボディなど目に見える部分の錆び取り・錆び防止方法

ボディなど目に見える部分の錆び防止方法

ボディは基本的に鉄などでできています。

しかし、

日本の農機具の場合、何重にも塗装されているので、

なかなか錆びてはきません。

しかし、

農機具の場合は、

時々、どこかに当たったり、擦れたりすれば、

当然、塗装が剥げてきますので、

それが原因で錆びてきてしまいます。

ですので、

擦ったなぁ、とか、

当たったなぁ、と思ったら、

その部分を修復してあげましょう。

修復するには、

タッチペンが便利です。

擦ってしまった箇所をサンドペーパーで削ってあげて、

削った箇所をタッチペンで塗装してあげればOKです。

これで錆びの予防になります。

また、

泥が付いた時も気を付けないといけないでしょう。

泥が付きっぱなしだと錆びの原因になりますので、

キレイに落とす様にしましょう。

出来れば、

キレイに拭いてあげて、

水分が残らない様にするのもポイントです。

ボディなど目に見える部分の錆び取り

とうとう錆びてきてしまった場合は錆び取りから行っていきます。

①サンドペーパーで錆びを削っていきましょう。

錆び取りクリームや錆び除去剤など最近は売っていますが、

サンドペーパーで充分落とせます。

ここでサンドペーパーの使い方を解説していきます

サンドペーパーをいきなり1000番位の物を使っても、

錆びは落とせません。

目の粗いものから順に番手を倍にしていき、

キズを削ってキレイにしていく要領で削ってください。

まずは、150番位の粗目を使用します。

150番位で錆びをある程度落としたら、

今度は320番あたりを使用します。

番手を倍にすることで、

その前の削った傷を消しながら、

消せなかった錆びを消していきます。

その次は600番辺りですね。

そして最後は1000番位の細目を使って、

600番で付いた傷を消していきます。

1000番位までくると、

キズもなくなって、

キズも無くなって、

錆びも無くなっているハズです。

また、

サンドペーパーを使用する際は、

木材などを使ってペーパーを平にできて、

面に対して均等に力が加わる様にしてくださいね。

そして、

削り過ぎにはご注意を。

②塗装をして傷を保護してください

サンドペーパーなどで錆びを落としたら、

今度はタッチペンなどで傷になった部分を塗装してきましょう。

せっかく錆びを落としても、

そのまま放置してしまうと、

また錆びが出てきてしまうので、

かならず塗料を使って保護してください。

注意)

錆びが進行してしまって、

ボディに穴が開いている場合は、

自分で補修する方法はあるんですが、

板金屋さんに依頼した方が良いでしょう。

自分で直す方法を簡単に触れておくと、

錆びを落として、

当然、ボディに穴が開いてしまいます。

その穴をパテで埋めてあげて、

平に整形し、

サンドペーパーなどで表面をキレイに整えて、

そして、塗装。

こんな手順です。

やってみたい人は、

ボディに使えるパテを探してみてください。

マフラーの錆び取り・錆び防止方法

マフラーの錆び防止方法

マフラーの錆びの予防って、

塗装する以外ないんです。

ですので、

まだ錆びていなかったら、

キレイに汚れを落として。

塗装してあげてください、

マフラーは無塗装かもしれません。

そんな時は、

「色が変わってもよし!錆びるよりまし!」と思い込むか、

「錆びるまで対処しない!今は塗らない!」と思ってください(笑)

そして、

塗装をする場合は、

下周りに使用する耐熱スプレーを使用してください。

耐熱スプレーを使用する事で、

熱に強く錆びにくい塗装ができます。

それでも錆びてしまった場合・・・

マフラーの錆び取り

①ピカールで錆び落とし

ピカールで錆び落としをしましょう。

しかし、

ピカールの場合、

点錆び位しか落とせませんので、

かなり酷い場合は、サンドペーパーなどで落としてください。

マフラーの場合は、

目の粗いものから順に番手を倍にしていき、

キズを削ってキレイにしていく要領で削ってください。

まずは、150番位の粗目を使用します。

150番位で錆びをある程度落としたら、

今度は320番あたりを使用します。

番手を倍にすることで、

その前の削った傷を消しながら、

消せなかった錆びを消していきます。

その次は600番辺りですね。

そして最後は1000番位の細目を使って、

600番で付いた傷を消していきます。

1000番位までくると、

キズもなくなって、

キズも無くなって、

錆びも無くなっているハズです。

また、

サンドペーパーを使用する際は、

木材などでアテギをしてペーパーを平にできて、

面に対して均等に力が加わる様にしてくださいね。

もしくは、

指先で丁寧に削っていってください。

そして、

削り過ぎにはご注意を。

②塗装をして傷を保護してください

サンドペーパーなどで錆びを落としたら、

耐熱スプレーで塗装し直しましょう。

耐熱スプレーですと、

錆びに強い塗装ができますので、

錆びにくくなります。

黒い部分にはおススメです。

注意)

マフラーの場合、

錆びが進行してしまい、

穴が開いてしまう事もしばしばあります。

その穴をパテで埋めてあげて、

平に整形し、

サンドペーパーなどで表面をキレイに整えて、

そして、塗装。

こんな手順です。

やってみたい人は、

ステンや鉄用のパテを探してみてくださいね。

下周りの錆び取り・錆び防止方法

下周りの錆び防止方法・錆び取り方法

下周りの錆び防止方法

下周りの錆び予防方法としては、

アンダーコートや、

シャーシーブラックを塗るのが一般的です。

キレイに洗って水分を拭き取って、乾かしてから、

アンダーコートやシャーシーブラックを塗装していきましょう。

そして、

いくら錆びを予防しても、

農機具の場合、

特に下周りだと、

水に濡れたり、泥が付いてしまっていたりして、

簡単に錆びてしまうので、

注意してください。

下周りの錆び取り

いくらアンダーコートやシャーシーブラックを塗っても、

何もしないで放置してしまうと、

特に農機具の場合は、

水で濡れたり泥で汚れたりしているので、

錆びやすいんです。

ですので、

普段から洗って乾燥させる様にして欲しいんですが、

それでも錆びてしまった場合の対処方法を書いていきます。

基本的にボディやマフラーの様に錆びを削って塗装していくんですが、

それでも難しい箇所もあります。

そんな時は、

「錆転換剤」を使用してください。

錆転換剤で錆びを安定させる

錆転換剤は錆びを安定化させて酸化鉄に変換させるので、

それ以上錆びが進行しない様になります。

代表的な商品としては、

「POR―15」や「必殺錆封じ」などがあります。

そして、

錆展開剤を使用したら、

シャーシーブラックやアンダーコートを使用して、

下周りを塗装して終了です。

しっかり乾かしてくださいね。

DIYで自分で農機具の下周りの錆び止めを行う場合

基本的に、

仕事の繁忙期を避けて、

農機具を使用しない時期に行ってくださいね。

ここまで紹介してきた錆び止めのアイテムは、

全てホームセンターで売っていますし、

もし手に入れられなくてもインターネットであれば購入できます。

ですので、

自分で錆び止め処理を行う事は全く可能なんです。

・まずは農機具(車体)をジャッキアップしてタイヤを外してください。

タイヤを外したら、下回りを充分に洗ってくださいね。

そして、

タイヤハウスも充分に洗ってください。

せっかく錆び止めを塗装するんですから、

見落としなくキレイに洗いましょう。

そして、

洗浄する時は、

高圧洗浄機などであれば比較的楽に洗えると思いますよ。

そして、

・洗い終わったら、

完全に拭き取るか、

水分を飛ばしてください。

もしくは、

しっかり乾かす位はしましょう。

そして、

・ここから錆び止め剤の塗装です。

シャーシーブラックやアンダーコートで隅々まで塗装してください。

これで下回りが終わったら、

乾燥させて、

タイヤを付けて下回りは終了です。

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