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農機具から白煙が出る原因と対策方法は?

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農機具から白煙が出る原因と対策方法は?

農機具のエンジンは(農機具にかからわずバイクや車でも)、

放置しておいて、

久々にエンジンを掛けると、

白煙が出ることがあります。

原因を考えると、

イロイロ思い付くんですが、

ピストン内に溜まったカーボンが排出されると、

恐らく、黒い煙になります。

また、

オイルの洗浄成分と言う話しもありますが、

オイルであれば考えつくのですが、

洗浄成分が出てくると言うのは考えにくいですね。

バイクの世界でも白煙と言うのは良くある話しですので、

白煙の出る現象について解説していこうとおもいます。

Question

中古で共栄社バロネスHM95を購入しました。

エンジンはメイキエンジンG1200L-E-01、510cc、

9ps/1700r.p.m 最大出力12psと言うスペックです。

一応、使う前にメンテナンスをしてから、

エンジンをかけました。

エンジンは元気良く、

一発始動しました。

メンテナンスの内容は、

各グリスポイントのグリスアップと、

ストレーナの掃除、

エンジンオイルの交換。

エアクリーナーの掃除&オイルの交換、

マフラーを取り外しての、清掃&耐熱塗装。

こんな感じでメンテナンスして、

その後、エンジン始動をして、

5分〜10分エンジンをつけっぱなしにしたんですが、

薄い白煙がマフラーから2、3分で出始めました。

バックファイア、アフターファイアなどはなく、

キャブレターの調整は良いかと思います。

また、

始動時は良好だと思います。

しかし、

原因の一つにオイルの入れすぎと言う話しもありましたが、

適正な満タンの位置まで入れてあります。

ですので、

どうしても白煙の出る理由が分かりません。

何か心当たりのある方は、

ご教授いただけると有り難いです。

Anser

農機具の排気ガスの色が突然変わって、

白い煙が出るようになったということの様ですが、

しばらく様子を見ても一向にもとに戻らないのであれば、

故障やトラブルも考えられます。

白煙の出る理由から対処方法まで、

解説していきますね。

農機具の白煙でよくある原因は?

農機具で白煙が出るありがちな原因は、

水蒸気だったと言うことが良くあります。

水蒸気が原因の場合は、

何かの異常とかトラブルではないので、

心配することはありません。

水蒸気の白い煙が出るときの原因は、

冬などの寒い時期の、

農機具のエンジン始動直後に、

農機具のエンジンが暖まらないと、

水蒸気が出てくる・・・

と言う症状になります。

実は、

夏場でも水蒸気は出ているんですね。

しかし、

冬場になると、

空気が冷えているので、

水蒸気が目に見えやすくなるんです。

この白煙が水蒸気なのか?否か?なのかは、

匂いを嗅ぐと判断できます。

水蒸気なので、

変な匂いはしないんですね。

もし、この時に、

何かしらの匂いがしたら、

別のトラブルの可能性が考えられるので、

注意が必要です。

農機具のマフラーから水蒸気が出る理由

どうして農機具のマフラーから水蒸気が出るのか?と言うと、

マフラーの中で、

化学反応を意図的に起こしてあげて、

有害部室を分解させるような仕組みがあるんです。

この過程の中で、

水が発生して、

蒸発するから、

水蒸気が出てくるんです。

白煙が危険なものかどうかを見分ける方法

白煙が水蒸気だと判断するのに、

匂いではいまいち分からないと言う方もいるかと思います。

ですので、

更に、

確実な白煙の見分け方を紹介します。

家の中からティッシュを何枚か重ねて持ってきてください。

そのティッシュを、

マフラーの排ガスの出口に当てて下さい。

この時、

ピッタリマフラーに付ける必要はありません。

排ガスは熱いので、

ちょっとだけ離したところで、

排ガスがティッシュに直接当たるようにしてください。

火傷にならない様に注意して行ってください。

そして、

ティッシュに色がつかなければ、

水蒸気です。

もし、

ティッシュに色が付いたら、

オイルが付いてると思ってください。

農機具から白煙が出ているもう1つの原因は?

ティッシュに色が付いていたら、

オイルが付いてると思ってください。

と、ここまで解説しましたが、

オイルが排気ガスに混ざっている様であれば、

オイル下がりと、

オイル上がり、

この2つが考えられます。

こうなると、

事態は深刻になります。

エンジンを開けないと改善はできませんので、

買ったところや、

メーカーに早目の相談が必要になります。

オイル下がりの場合、

エンジンのバルブシール等の破損が原因で、

オイルがシリンダー内に落ちてしまうんです。

この、

オイルがシリンダーに落ちるせいで、

白煙が出るようになります。

そして、

オイル上がりは、

エンジンのピストンリンクが磨耗で磨り減っていたり、

シリンダーに傷があったり、

ライナー(シリンダーの内壁)が磨耗することで、

オイルが燃焼室に入ってしまい、

オイルが白い煙となってマフラーから出てしまう現象です。

例えば、

エンジンをかけて、

白煙が出て、

エンストを良く起こす様であれば、

間違いなくオイル上がりです。

この、オイル下がり、オイル上がりで、

煙の量があまり多いと、

かなり深刻なケースになります。

排気ガスからオイルが出ている時の対処方法は?

排出している排気ガスからオイルが出ていて、

シリンダーに傷などがあると、

修理工賃は、

農機具を直す時の、

一番高い工賃になりますので、

注意が必要です。

しかし、

まだ修理できれば良い方で、

ライナーの摩耗などだったら、

修理不能と言うことになりますので、

そうなったら買い換えしかありません。

ライナーの交換は、

技術的に難しくはないのですが、

農機具のショップなどては、

やったことがない事が多いので、

そのまま廃棄しなければならないと言う事態になる事も考えられます。

慎重に判断してください。

そして、

仮に、

ライナーの交換が出来た場合、

ライナー事態が流通していないので、

メーカーから取り寄せる必要があります。

そして、

修理するまでに、

部品をメーカーに発注して、手元に届くまでの時間がかかりますので、

修理が完了するまで時間がかかると思ってください。

ライナーの損傷がある場合、

個人的にはエンジン自体の交換をするほうが、

値段的にも技術的にも現実的ではないかと思います。

農機具から白煙が出る場合の簡単な対処方法

農機具から白煙が出来る時、

あまりにも重症であれば、

今まで書いてきた内容で対処するしかないんですが、

軽傷の場合もあります。

それは、

・ピストンリンクの摩耗が少量

・バルブシールの摩耗が少量

・シリンダーの摩耗が少量

これはエンジンを開けないと分からないんですが、

白煙が出始めてて本当に初期の場合と考えてください。

こんな場合の対処方法は2つあります。

1つはエンジンオイルの粘度を上げる

もう1つはエンジンオイルに添加剤を入れるです。

・エンジンオイルの粘度を上げる

SNストロングセーブ・X Eスペシャル 5W-30 4L 5,428円

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エンジンオイルの粘度を上げる事で燃焼室の気密性を上げる事ができます。

現在使用しているエンジンオイルの粘度を調べていただいて、

エンジンの許す範囲で粘度を上げていきます。

こうする事で、

ピストンリンクや、

バルブシール、シリンダーへのエンジンオイルの付き方を良くする事で、

燃焼室へのオイルの流れを抑制する事ができるので、

白煙が出る初期の段階であれば対処できるのでやってみてください。

エンジンオイルの選定は取扱い説明書を読めば、

使っても良い粘度は記されていますので、

取扱い説明書を良く読んで実行してください。

・エンジンオイルに添加剤を入れる

WAKO’S EPS エンジンパワーシールド 4,050円

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エンジンオイルの添加剤はそもそも、

燃焼室の気密性を上げるためのアイテムなので、

効果は高いですね。

エンジンに直接入れるタイプと、

エンジンオイルに混ぜてから使用するタイプとありますので、

注意が必要です。

「農機具から白煙が出るのですが・・・」まとめ

いかがだったでしょう。

排気ガスから白煙が出てくる場合、

初期段階であれば、

簡単に対処できるので、

問題は無いんですが、

時々、重症になっていて、

エンジン乗せかえや、

本体をそのまま買い換えと言う事態になります。

めったに無いことではありますが、

使用状況が悪いとまれに起こることなので、

普段から、注意しないといけません。

エンジンオイルの交換をマメにしていないと、

簡単に起きる現象なので、注意が必要です。

そして、

今、現在、

白煙に悩まされているのでしたら、

簡単にできる対処方法も是非やってみてください。

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