農機具のタイヤの空気圧の表示って2つあって意味が分からない
普段からあまり気にならない農機具のタイヤの空気圧。
そもそもタイヤも堅そうなので、
あまり関係ないのかなぁ・・・なんて思っている方も・・・いますか?!(笑)
ダメですよ、
タイヤの空気圧は大切です。
乗り物が走るために必要な基本パーツですので、
気にしましょう。
農機具のタイヤの空気圧の表示は、
「使用時の空気圧」と、
「リム組時の空気圧」と、
2つの表示があります。
この2つの表示には意味があるので、
解説していこうと思います。
〇使用時の空気圧
こちらは、通常、農機具を使用する時の、
タイヤの空気圧となります。
ですので、
トラクターなど、
農機具のタイヤに空気を入れようと思ったら、
この「使用時の空気圧」の表示に従って、
空気を入れていきます。
例えば、
「使用時の空気圧は1.2Kg/cm2以下」と表示があったら、
空気を入れる時に1.2Kg/cm2以下に設定してください、と言う意味です。
〇リム組時の空気圧
リム組時というのは、
タイヤを交換した時にタイヤのビート(フチの部分)を、
ホイールに持ち上げる時の事を指します。
この時にエアの勢いで上げるのですが、
例えば、
「リム組時の空気圧は3.5Kg/cm2以下」と表示してあったら、
その時のエア圧を3.5Kg/cm2以下で・・という意味です。
いかがだったでしょう?
農家の方が基本的に気にしないといけないのは、
あくまでも「使用時」の空気圧です。
「リム組時」はタイヤをホイールに組む時の事ですので、
気にしないでください。
また、
タイヤの空気圧は、
普段はあまり気にしていないでしょうけど、
タイヤの空気圧は、
走りに直接関係していて、
トラクターなどが畑を走る時に大いに関係してきます。
快適に農作業で多らクターなどを使用していたいのでしたら、
タイヤの空気圧は気にしてくださいね。
コメント
トラクター 田植機 コンバイン それぞれアウアーメーターが付いていますが、適正使用としては何時間使えば元を取ったとなりますか?それ以下で、お役目御免となるのは、過剰投資だったと言えるかと思います。いかがでしょうか?
コメントいただき有難うございます。
農業機械の耐用時間は・・・。
トラクターは1000時間~1500時間位
田植機は500~600時間位
コンバインは1,000~1,200時間位
と言われています。
そして、
上記以上の時間を使用する型もいらっしゃいます。
ですので、
上記の時間未満で終了してしまうのであれば、
それは過剰投資とも言えなくもないですね。
しかし、
普段からメンテナンスしても、
壊れてしまう事、故障してしまう事もあると思います。
もちろん、
全くメンテナンスしていない、
使いっぱなしの方もいらっしゃいます。
そんな中で、
「この時間使用したら元を取れた!」と言うのって、
発想としては「?」だと思いませんか?
メーカーの取扱い説明書にも、
「使用後には掃除してください」とかって書いてあります。
しかし、
それをしていない方も多い事はいなめません。
蛇足ですが・・・、
私には、
丸山様がどんな方なのか分かりません。
どんな使い方をする方なのかも分かりません。
ですので、
「元を取った!」とか
「過剰投資!」と言った評価は、
私の方ではできませんし、言えません。
コスト計算的な発想は大切だと思います。
しかし、
「どれだけ手を入れてあげられるのか?」でも、
機械の寿命は変わります。
そこの考え方が無い限り、
「通り一辺倒な考え方」や「お役所的発想」になってしまうのではないでしょうか?