メンテナンス

農機具のガソリンタンク内の錆び取り方法

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農機具のガソリンタンク内の錆び取り方法

ガソリンタンク内が錆びると、

錆びが落ちて、

タンクの中で沈殿しますが、

一部の錆びはガソリンと一緒にキャブレターに流れて行き、

しまいには、

キャブレターの詰りに発展してしまいます。

このキャブレターの詰りを放置すれば、

もちろんエンジンの不調にも繋がるので、

少々危険です。

ですので、

農機具のガソリンタンク内に錆びが出てきたら、

落とすようにしましょう。

特に放置していた農機具などには、

錆びは出やすいものです。

錆び取りの方法

錆びとり方法1 砂利

これは、空のガソリンタンクに砂利を入れて、

ガシャガシャかき回して錆びを取る方法なんですが、

なかなかキレイにはいきません。

割りと大きい錆びなどは取れますが、

角にある錆びは取れないので、

あまりオススメできません。

錆び取り方法2 サンポール

サンポール

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確かに、サンポールを入れると錆びは浮いて取れます。

少し前に流行った方法ですが、

錆びが酷いと、

タンクに穴を開けてしまいます。

また、

酸が強いので、

サンポールで洗っただけだとすぐに錆びてきます。

サンポールを使った後は、

アルカリ性の洗剤でよーく洗う必要があります。

錆び取り方法3 「花咲かG タンククリーナー」

花咲かG

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こちらは、タンククリーナーと呼ばれるだけあって、

タンク内の錆びは良く取れます。

気軽にガソリンタンク内の錆びを落としたいのであれば、

「花咲かGタンククリーナー」がオススメです。

それでは、

今回は、

バイクの世界でも定番の「花咲かGタンククリーナー」を使った

ガソリンタンクの錆び取り方法を紹介していきます。

「花咲かGタンククリーナー」を使った農機具のガソリンタンクの錆び取りの方法

「花咲かGタンククリーナー」を使った錆び取りの手順は以下の通りです。

①ガソリンをガソリンタンクから抜く

②「花咲かGタンククリーナー」を20倍に薄める
 ※「花咲かG タンククリーナー」を1リッター分取っておいて後で使うため、
  1リッターづつ使う事。

③2週間かけて錆び取りを行うために放置

④「花咲かG タンククリーナー」を抜き取り水で洗う

⑤残り1リッター分の「花咲かG タンククリーナー」でリンスしてあげる

⑥4日乾かして終了

合計19日間の工程です。

のんびりやりましょう。

また、

ガソリンを抜く時など作業する時は屋外でやる事をおススメします。

用意する物は、

・「花咲かG タンククリーナー」

・太目のストロー
※タンクのコックに付く太さで、蛇腹の付いている物が望ましい
もしくはゴム管

・18リットルの灯油缶2つ
(1つはガソリン抜き用、もう1つは「花咲かG タンククリーナー」用)

・80℃ほどのお湯20リットル

・ラップと輪ゴム

・複数のウエス

それでは、

詳しく工程を紹介していきますね。

詳しい「花咲かG タンククリーナー」を使ったガソリンタンクの錆び取りの方法

①ガソリンをガソリンタンクから抜く

ガソリンタンクを農機具から取り外し、

燃料コックにストローもしくはゴム管を付けてガソリンの抜き取り準備完了。

灯油缶にストローを差し込み、ガソリンタンクのガソリンを抜く。

ここで抜いたガソリンは捨ててください。

どうしても使いたい時は、

錆びが入っているので、

濾してから使ってください。

②「花咲かG タンククリーナー」を約20倍に薄める

「花咲かG タンククリーナー」を1リッター分だけ、もう一つの灯油缶に入れて、

80℃のお湯を更に灯油缶に入れて希釈する。

③-1まずは1週間放置

薄めた「花咲かG タンククリーナー」をガソリンタンクに入れたら、

まずは1週間ほど放置する。

そして、

③-2そして更に1週間放置

1週間放置したら、

ガソリンタンクを逆さまにして放置する。

逆さまにする際、

ガソリンタンクに入れた「花咲かG タンククリーナー」がこぼれない様に、

ラップでフタをして口を輪ゴムで縛る。

この時に、

もしもの時の為にウエスを下に敷いて、

「花咲かG タンククリーナー」がこぼれても良い様にしておきましょう。

④「花咲かG タンククリーナー」を抜き取り水で洗う

「花咲かG タンククリーナー」をガソリンタンクから開いている灯油缶に抜き取って、

ガソリンタンク内を水でよく洗う。

⑤残り1リッター分の「花咲かG タンククリーナー」でリンスしてあげる

残り1リッターの「花咲かG タンククリーナー」をタンクに入れて、

よ~~~っくかき回して、灯油缶に排出。

⑥4日ほど乾かして終了

この時、よ~~~っく乾かしてください。

壁に立てかけるなどをして乾かすと良いです。

壁に立てかけたら、

逆にも立てかけて乾かしてくださいね。

↑befor

↑after

これで錆び取りは終了。

錆びの取れたのとガソリンタンク内が充分に乾いたのを確認して、

農機具にガソリンタンクを装着し、

ガソリンを入れて終了です。

この時、

①で排出したガソリンは決して使わないでください。

錆びが入っています。

キャブレターが詰まる原因になりますので、

①で排出したガソリンは捨てましょう。

どうしても使いたい時は濾してください。

※写真はバイクに使った時の写真です。

 

追伸

いかがだったでしょう。

工程としては簡単なんですが、

割と時間がかかります。

農機具を使うのが分かっているのであれば、

少し早めに錆び取りをして、

作業に差し障りの無い用にした方が良いかもしれません。

「花咲かG タンククリーナー」はかなりキレイになるので、

おススメですよ。

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