農機具のアフターバーンの原因と対処方法
車であれば、
一部のドライバーからは、
「かっこいい!」と言われているアフターバーンですが、
「かっこいい」は農機具では求められていませんよね。
あくまでも仕事ですから(笑)
そして、
アフターバーンは、
ほっておくと故障の原因にもなります。
アフターバーンの現象は、
エンジン内で不完全燃焼した燃料が、
エンジンから吐き出され、
エキマニやマフラーの熱によって燃焼されて、
音と炎と共に吐き出されるのがアフターバーンといいます。
※アフターファイヤーとも言いますが、ここではアフターバーンとしています。
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もしかして、バックファイヤーと勘違いしていませんか?
バックファイヤーとは、
燃料がエンジンの外(吸気側)で燃焼する現象で、
時には、炎がエアクリーナーまで逆流するこどがあります。
アフターバーンと勘違いしていた方はコチラをご覧になってください。
農機具のアフターバーンの原因
それでは、
アフターバーンには、
どんな原因が考えられるのでしょう?
アフターバーンの原因
・キャブレターのセッティングで燃料が薄いか濃い
・プラグの不具合
まず最初に疑うべきは、燃料が薄いのか?濃いのか?
薄いとオーバーヒートを引き起こしやすくなりますし、
濃いと点火プラグが被りやすくなって、エンジンがかかりにくくなり、
燃焼室にカーボンが溜まって、圧縮漏れを引き起こしたりもします。
そして、
実際に、排気側から炎が出ると、
排気するマフラーのグラスウールが燃えてしまったり、
排気側が損傷してしまう事もあります。
農機具のアフターバーンの対処方法
それでは、
農機具でアフターバーンが起こった場合、
どうやって対処したら良いのでしょう。
1. キャブレターの調整
2. 点火プラグの点検・交換
以上の2つが対処方法です。
あなたがキャブレターに詳しいのであれば、
点火プラグを点検・交換して、
キャブレターを掃除・調整すれば問題なく治せます。
しかし、
キャブレターを掃除できないのであれば、
早めに農機具屋さんに持ち込むことをおススメします。
農機具のアフターバーンの危険性
農機具でアフターバーンが起きた時、
すぐにエンジンが故障することはありませんが、
そのまま放置してしまうと、
エンジンの不調や、
故障の原因になりますので、
早めの対処をしてください。
また、
炎が後方から出るので、
火災の危険もあります。
周りに燃える物がないか、用心してください。
農機具でアフターバーンが起きたらまずやる事
農機具でアフターバーンが起きたら、
火災の原因にもなりますので、
とても危険です。
いつまでも炎が出る様であれば、
周りに燃える物はないか確認して、
火災予防に心がけてください。
そして、
あなたにできる事は・・・
①キャブレターの掃除
②点火プラグの掃除・交換
この2つはすぐにできるので、
できるだけ早めに行って、
アフターバーンの対処をしてください。
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