コンバインやトラクターのバッテリーが上がった時の対処法方
「やっべー、トラクター動かなくなっちゃったぁ！」
っと、お困りじゃありませんか？
コンバインもトラクターも、
マイコンを使っているので、
バッテリーが上がったからと言って、
他の農機具や自動車からバッテリーをジャンプしようとして、
繋ぎ方を間違えると、
いきなり動かなくなる事もあります。
もし、自分で繋ぐ時は、
プラス・マイナスは間違えない事はもちろん、
繋ぐ順番もありますから、
気を付けてくださいね。
それと、
ここは忘れがちでさが、
繋いだら、外しますよね。
外す時にも順番がありますので、
こちらにも注意が必要です。
Question
しばらく放置していたコンバインが、
バッテリーが上がっちゃったので、
トラクターからバッテリーをジャンプコードで繋いで、
コンバインのエンジンを掛けようとしました。
手順は、
トラクターのエンジンをかけておいて、
トラクターのマイナスからコンバインのマイナスに繋いで、
トラクターからプラスをコンバインに繋ぎました。
その瞬間、
トラクターのエンジンが止まってしまい、
しまいには、
トラクターのエンジンがかからなくなりました。
慌ててジャンプコードを外して、
トラクターのエンジンをかけましたが、
結局エンジンは、かからずしまいです。
しかも、
キーを回しても全く音すらしません。
どうしたら回るようになるでしょうか。
分かる方、
宜しくお願いします。
Answer
ヒューズも切れていない、
バッテリーも上がっていないのであれば、
マイコンの可能性が高いですね。
しかも、
なんの音すらしないのでしたら、
疑うべきはマイコンでしょう。
トラクターやコンバインは、
電子制御のコントローラーもあるから、
繋ぎ方を間違えて壊したりすると、
２０万円以上の出費になるかもしれませんね。
バッテリーのつなぎ方
それでは、
バッテリーが上がった時の、
正しいバッテリーのブースターケーブルの繋ぎ方を、
見ていきましょう。
まずは、
救援されるコンバインと救援するトラクターのエンジンは切っておきます。
そして、
ブースターケーブルのつなぐ順番は・・・
①救援される側のプラス端子に赤いケーブルをつないで、
②救援する側のプラス端子に赤いケーブルをつなぎます。
そして、
③救援する側のマイナス端子に黒いケーブルをつないで、
④救援される側のマイナス端子に黒いケーブルをつなぎます。
多少の順番を間違っても、
バッテリーをジャンプさせる事はできますが、
プラスはプラス同士、
マイナスはマイナス同士でつなげば、
バッテリーをつなぐ事はできます。
今、紹介した順番は、
バッテリーをショートさせるリスクの少ない正しい順番です。
注意事項は・・・
クリップをつなぐ際に、気を付けないといけないのが、
ボディなどにクリップを接触させない事です。
バッテリーに接続しているクリップがボディに接触したとたん、
ショートしてしまいます。
そして、
最後にマイナスをつなげる際に、
どうしても火花が飛んでしまいますが、
気にせず繋いでください。
そして、
ここまで来たら、
初めてエンジンをかけます。
もちろん、
救援する方のエンジンをかけて、
１～２分程度待ってから、
救援される側のエンジンをかけます。
エンジンがかかったら、
今度はブースターケーブルを外していきますが、
今度は、接続した時とは逆の順番で外していきます。
①救援される側のマイナス（黒のケーブル）を外す、
②救援する側のマイナス（黒のケーブル）を外す、
③救援する側のプラス（赤のケーブル）を外す、
④救援される側のプラス（赤のケーブル）を外す。
と言う順番ですね。
とここまで書いたので、
お分かりだと思いますが、
質問してくれた方は、
繋ぎ方を間違っていますよね。
ブースターケーブルをつなぐ前に、
救援する側のトラクターのエンジンをかけているんです。
これだと故障の原因になるので、
最初はエンジンをかけないで、
バッテリーのジャンプを行ってくださいね。
トラクターのエンジンが何をやっても書からないのであれば、
恐らくマイコンがやられちゃっています。
修理工場に持ち込みましょう。
バッテリー同士を繋げなくても・・・
実は、
世の中には、
バッテリー充電器と言う便利な代物もあるんです。
これだったら、
どちらかの農機具をショートさせる心配もないので、
とても簡単です。
備えておくと便利かもしれませんよ。
私は、
バイクも持っていて、
よくバッテリーがあがるので、
バッテリー充電器を持っています。
とても便利ですよ。
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