メンテナンス

農機具の掃除の仕方(エンジン編)

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農機具の掃除の仕方(エンジン編)

「農機具ってどうやって洗ったら良いんだろう・・・」

「エンジンって、水とか洗剤で洗ったらダメだよねぇ・・・」

なんて思っていませんか?

農機具も自動車も同じなんですが、

「エンジンルーム」って本当に掃除しにくいですよね。

トラクターの外装の様に、

高圧洗浄機で水や温水をブッシャーっとかければ良いと言うものではありません。

エンジンルームには電装系や水を嫌うパーツもあるので、

水の使い方には充分に気を付けて洗って欲しいんです。

不用意に水をかけると、

故障の原因になってしまいます。

そこで今回使用するのは、

自動車でも使われるエンジンクリーナー。

エンジンクリーナーであれば、

使い方さえ注意して使用してあげれば、

エンジンルームや、

もちろんエンジンも、かなりキレイに掃除できるので、

超おススメです。

※このページはエンジンクリーナーを販売しているページではありませんので、
ご安心ください。

エンジンクリーナーであれば、

エンジンルームの汚れを超簡単にクリーニングできます。

泡状の洗浄剤がエンジンやその周辺のパーツなど、

目に見える部分はもちろん、

手が入らない隙間にも入り込んでくれるので、

細かい部分の頑固な油汚れやグリスなどを分解して浮き上がらせてくれます。

そして、

最後は水で流して乾燥させるだけです。

エンジンクリーナーの洗浄工程

※車の写真ですが参考にしてください。

エンジンクリーナーの洗浄工程はコチラです。

①電装系は全てビニール袋・ビニールテープで保護

②エンジンクリーナーをスプレーする

③頑固な汚れをブラッシング

④水洗い

⑤水分を拭き取る

⑥乾燥

この6つの工程で終了です。

簡単でしょ!

使用するのは、

・フォーミングエンジンクリーナー

・何枚かのビニール袋

・ビニールテープ

・細身のブラシ(スチールブラシはNG、ナイロン系のブラシを使用してください)

・ウエス

これで準備完了です。

工程1、電装系や水に弱い部分は全てビニールでカバー。

オルタネーター、ディスビ、細かい配線、などにビニールでカバーしてください。

また、

エアクリーナーも水は嫌うのでビニールでカバーしてください。

必要であれば、

ビニールでカバーした後にビニールテープで根本から閉めてください。

工程2、エンジンクリーナーを吹きかける

※車のエンジンルームですが参考にしてください

工程1が終了したら、

エンジンクリーナーをエンジンルーム全体に吹きかけてください。

できるだけ細かいところから順にかけていくとまんべんなく掃除できます。

工程3、ブラッシングで頑固な汚れを取り除く

エンジンクリーナーをエンジンルームに吹きかけたら、

5~10分位で、

汚れが浮き上がってきます。

この時、

汚れが頑固なところはブラッシングで掃除してあげてください。

工程4、水でエンジンクリーナーを洗い流す

エンジンクリーナーを吹きかけて、

細かい部分をブラッシングしたら、

今度は、水でエンジンクリーナーを洗い流してください。

この時、

ビニールでカバーした部分にはできるだけ水がかからない様にしてください。

工程5、水滴を拭き取る

エンジンクリーナーを水で流したら、

今度はウエスで水滴を拭き取ってください。

ヘッドカバーなど、目立つ部分もそうですが、

ビニールでカバーした部分もキレイに水分を取り除いてください。

この時、

全体の水分をキレイに拭き取ったら、

ビニールカバーも剥がしてください。

工程6、エンジンを乾燥させる

ボンネットやエンジンフードを開けたままで、

エンジンをかけてアイドリングさせてください。

季節にもよりますが、

5分もするとエンジンも温まって、

細かい部分も乾燥できますので、

しばらくアイドリングさせてください。

追伸

いかがだったでしょう?

農機具を買取ってもらう時は、

やっぱり査定額はできるだけ高い方が良いですよね。

そんな時は、

エンジンクリーナーでエンジンルームをキレイにしてあげてください。

そうする事で、

査定額もグッとアップします。

また、

キレイ好きな方にもおススメです。

毎日ここまでやっていたら大変ですが、

使うシーズンが終わったら、

このエンジンクリーナーを使用した方法で、

エンジンルームとエンジンを洗ってあげたら、

簡単にキレイになりますよね。

是非、参考にしてください。

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