草刈り機のエンジンがかからない!対処方法は?
草刈り機のエンジンがかからない!
と言う質問があったので、
解説していきますね。
Contents
Question
草刈り機のエンジンがかからない…。
普段あまり動かさないのですが。
購入してから約3年。
半年に一度くらいの始動だと
ダメになるんでしょうか?
車と同じで定期的な運転が必要でしょうか?
Answer
まず最初に、
草刈り機でも耕耘機でもそうなんですが、
4stや2stに関わらず、
エンジンを使いっぱなしでほっておくと、
エンジンはかからなくなる可能性は高いです。
それは、
最近まで動いているのを確認していたとしても、
半年もエンジンを動かさずに放置してしまったら、
エンジンはかからなくなります。
エンジンがかからなくなる一番の理由は、
燃料が劣化してしまって、
ガム化してしまう恐れがあるからなんです。
ガム化した燃料が、
キャブレターを通ったら、
塊りがキャブレターを通るので、
もちろん詰まりますし、
詰まればエンジンはかかりません。
そして、
他にも問題が・・・
例えば、
燃料タンクの燃料フィルターにガム化した燃料が詰まったり、
燃調タンクからキャブレターの間にある、
ストレーナーや、
ゴムホースも詰まる可能性があるので、
エンジンはかからなくなります。
草刈り機のエンジンがかからなくなった時の対処方法は・・・
1,燃料の通り道をチェック
草刈り機の燃料を全て抜いてください。
そして、
・燃料タンクの燃料フィルターが詰まっていないか?
・ストレーナーが詰まっていないか?
・ゴムホースが詰まっていないか?
この3つを確認してください。
この3つを確認したら、
2,キャブレターの掃除
今度はキャブレターです。
キャブレターを全部バラシて、
大掃除してください。
細かい穴と言う穴にキャブクリーナーを吹き込んで、
穴を通してあげてください。
また、
キャブレターのフロートの動きもチェックしてください。
もちろん、
フローターの動きが悪かったら、
掃除をしてフローターの動きを良くしてあげてください。
ここまでやって、
ようやく草刈り機のエンジンがかかる様になります。
しかし、
ここまでやってエンジンがかからない時もしばしばあります。
こんな時は・・・
3.点火プラグをチェック
点火プラグがかぶってしまっていないか?
確認してください。
汚れも一緒です。
黒く汚れていたら、
汚れを落としてあげてください。
点火プラグをしっかり掃除してあげたら、
エンジンはかかる様になりますよ。
みなさん、
燃料が劣化するものだと思っていない方もいらっしゃいます。
だから、
平気で燃料を入れっぱなしで放置してしまうんですが、
燃料は間違いなく劣化して、
ガム化してしまうので、
長い時間放置するのが分かっているのであれば、
燃料を抜いて、
燃料が詰まらない様にしてください。
2stだったら尚更ですね。
混合燃料だと劣化しやすいので注意が必要です。
草刈り機のエンジンを放置するためには?
草刈り機の使用頻度は、
半年に1回位と言う事なんですが、
半年に1回位の使用頻度だと、
燃料が劣化するのは避けられません。
つまり、
半年に1回位の使用頻度であれば、
使用後は、燃料を抜いてしまってください。
まずは、
燃料タンクを逆さまにして燃料を抜いてください。
そして、
キャブレターまでの燃料の通り道からも燃料を抜いてください。
そして、
キャブレターの内部にも燃料は残っていますので、
最後に、
エンジンをかけて、
ガス欠で草刈り機のエンジンが止まるまで動かしてください。
そして、
ガス欠で草刈り機のエンジンが止まったら、
シートをかけて保管してあげてください。
できれば、
エンジン部分に、
毛布をかけてあげるのも良いと思います。
毛布をかけた後、
ビニールシートなどで、
全体を覆ってあげると、
水とゴミの侵入がなくなるのでお勧めです。
ここまでやって草刈り機は放置できる様になります。
ちょっと面倒くさいんですが、
いちいちキャブレターの掃除をしないといけないのを考えたら、
ここまでしっかりやってから保管してあげた方が、
後々良いかと思いますよ。
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