耕耘機がチョークを引いた状態でないとエンジンが止まる
耕耘機がチョークを引いていないとエンジンが止まってしまう。
と言う質問がありました。
解説していきますね。
Question
うちにある耕耘機について質問です。
現在20年以上前に発売されたこまめf210を使っています。
チョークを引いた状態でないとエンジンが止まってしまって、
作業になりません。
何が悪いのでしょうか?
そして、
エンジンのかかりが非常に悪いです。
一回かかれば、その後は調子よいんです。
どこを整備すれば良いのでしょうか?
Answer
明らかに、キャブレターの目詰まりですね。
チョークを引いている状態は、
空気を薄くしている状態ですので、
それでエンジンが止まると言うことは、
エンジンに送られる燃料が少なすぎる状態なんです。
つまり、
適正の混合気が
燃焼を噴射する穴が詰まってしまって、
キャブレターで作られていません。
これだと、
耕耘機も本来の力を出せない状態です。
すぐにキャブレターを掃除しましょう。
<エンジンが動く状態でのキャブレターの掃除方法>
①ホームセンターで、
泡式(ムース式)のキャブクリーナーを買ってきてください。
ホームセンターでなくても、
バイクショップなどでも販売しています。
②キャブレターのエアクリーナー側を開けてください。
③チョークを引いてエンジンをかけます。
その状態で、
④買ってきたキャブクリーナーを、
キャブレターを開けた所から注入していきます。
ある程度のキャブクリーナーを注入したら、
入れるのを止めて、
⑤エンジンを吹かしてください。
排気口から黒もしくは灰色の排ガスが出てきます。
そして、
⑥注入したキャブクリーナーが無くなくなるまでエンジンを吹かしてください。
⑦排ガスが透明になるまで④から⑥を繰り返してください。
排ガスがキレイになったら、
掃除は終了ですので、
チョークは戻しても大丈夫です。
⑧チョークを戻して、
エンジンを切り、
キャブレターのエアクリーナー側を塞いで、
終了です。
⑨ここまで終了したら、再度エンジンをかけてみて、
テスト運転してみてください。
ここまでが、
「エンジンが動く状態でのキャブレターの掃除方法」です。
すぐにでも出来るので、
やってみてください。
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