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トラクターがぬかるみにはまってしまった時の脱出方法

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トラクターがぬかるみにはまってしまった時の脱出方法

「トラクターがスタックした!」

と聞くと、

「何を馬鹿なことを」と言う方もいまだにいる様なんですが、

畑や水田など、

環境の悪いところで作業するトラクターでも、

時にはスタックしてしまうんですね。

これがコンバインでも同様で、

・タイヤが地面を捉えられない位ぬかるんでいる時、

・トラクターの下回りが地面についてしまって、タイヤが空回りしてしまう時、

など、

トラクターやコンバインがぬかるみにはまって、脱出できないケースはあるんです。

そんな、

確かにレアなケースですが、

そう言う、

ぬかるみにはまってしまってしまった時に脱出方法を解説していきます。

トラクターがぬかるみにはまってしまった時の脱出方法

脱出方法1:布や板などをタイヤにかませる

この方法が恐らく一番簡単ですね。

スタックしてしまったタイヤの下に、

麻袋や毛布、板などを噛ませてあげて脱出します。

摩擦力があがるので、

とても脱出しやすくなります。

また、コンクリートブロックなども代用できます。

脱出方法2:車や他の農機具で引っ張ってもらう

脱出方法1で脱出できなかった場合は、

他の機械や車などで引っ張ってもらってください。

また、トラクターやコンバインの様な農機具などでも可能ですね。

ホームセンターに行けば、牽引ロープやワイヤーも置いてあるので、

前もって買っておいても良いかと思います。

脱出方法3:他の農家の方に助けてもらう

脱出方法2でも脱出できない場合、

他の農家の方に電話して助けに来てもらう。

この際、ロープは持ってきてもらって、

何人かの力で引っ張ってもらうしかありませんよね。

農機具のスタックを防ぐ方法はあるのか?

トラクターやコンバインが、

ぬかるみにはまった時の対処方法はあるんですが、

できれば避けたいですよね。

そこで、

スタックを未然に防ぐにはどうしたら良いのでしょう。

農家の方の経験を元に解説していきますと、

ぬかるんでいる場所の稲は刈らないで、

コンバインにわざと踏ませて、ぬかるみにはまるのを防ぐんだそうです。

また、

トラクターの場合は、

鉄車輪を出しておいた方が良いそうです。

そして、

究極の脱出方法は、

ぬかるみにはまって身動きできなくなった場合、

畑が乾いて土が固くなるまで、

トラクターなどを放置してしまうんだそうです。

窃盗などの危険性は高まりますが、

一番楽に脱出できる方法なのかもしれませんね。

トラクターなど農機具がぬかるみにはまるのには原因がある

本来、

田んぼは乾いている状態で稲刈りを行うので、

トラクターやコンバインはスタックする事ってまずないんですが、

実は、

そこまで待っていられないケースもあるんです。

それは、

お米を農協に買取ってもらっている農家の場合、

農協から「いつまでに持ってきてください」と、

買取の期限を切られてしまっていて、

その期限には絶対に遅れられないんだそうです。

そんな時に田んぼが乾いていないと、

ぬかるみの中作業しなくてはいけなくて、

いくらコンバインだろうと、トラクターだろうとスタックしてしまいます。

相手が自然なんで、

「天気が悪くて田んぼが乾いていないから刈り取りができない」ので、

「納期を送らせて欲しい」と言いたいところなんですが、

そんな理由が通らないんだそうです。

ぶっちゃけ言っちゃうと、

そんな農協のお役所体質に大きな問題があるんですが、

そこを書いても、

何一つ解決しないので、

農家さんも大変なんですね。

 

いかがだったでしょう。

以上が

「トラクターがぬかるみにはまってしまった時の脱出方法」です。

自然が相手の農業なので、

農協の方も融通を利かせてくれれば良いとは思うんですが、

もしかしたら、

農協にもそれなりに理由があるのでしょう。

農家の方も、

ぬかるみにはまってしまったら、

出来るだけ早めに脱出させてあげて、

早めに洗ってあげてくださいね。

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