作業服の汗臭いニオイを落とす方法
農作業などもそうですが、
外に出て仕事をしている方の多くが、
良く汗をかきます。
夏場は尚更で、
外に出て強い日差しの中仕事をしていますから、非常に汗をかきます。
ここに関しては農業も一緒です。
建築現場なども一緒で、
日にあたっていなくても、身体を使っているので、汗をかくものです。
また、
農作業は、土を相手にしているので、
泥汚れなども頻繁についてしまいますよね。
そんな中、
どうしても解消されないのが、
「作業服の汗臭いニオイ」ではありませんか?
しかも、
朝一、仕事に出かける前に「汗臭い」ニオイをかいで作業着を着ないといけないですよね。
こんなのは苦痛でたまりません。
ですので今回は、
「作業服から汗臭いニオイを取る方法」を解説していきます。
<作業服の汗臭いニオイを落とす方法>
<<洗濯ものに時間をかけていられる時は浸け置き洗い>>
作業服から汗臭いニオイを取るための洗い方は、
1.粉末洗剤を40度くらいのお湯に溶かします。
身体から出た皮脂などは体温よりも高い温度で溶け出します。
2.汚れた作業服を洗剤液の中に浸けて、特に汚れている場所にしっかり洗剤液を浸透させます。
3.1時間ほど浸け置きし、その後洗剤液の中で汚れている個所をもみ洗い、つまみ洗いする
4.もしここで洗剤液が黒くなっているのであれば、
洗剤液を作り直して上記ステップ1から3を繰り返します。
※なぜ繰り返すのかというと、蓄積された汚れは1度の洗濯で落ちない時が時々あります。
その場合、洗剤液を変える目安としては、浸け置き後の洗剤液の色が薄くなってきたら完了です。
5.通常通り洗濯します。
※注意すべき点はしっかり作業服をすすぐことです(通常よりすすぎを1回多めに)。
予洗いの段階でしっかり汚れを落とせてあれば、
あとは、通常の洗濯でも充分キレイになります。
<<疲れてユックリ洗濯に時間を使いたくない時は酸素系漂白剤>>
1.洗剤と一緒に酸素系漂白剤を洗濯機に入れる。
2.普通に洗濯機を回す
3.洗い終わったら普通に干す
「作業服の汗臭いニオイを落とす方法」は以上になります。
けっこう簡単に作業服や作業着の汗臭さは取れます。
試してみてください。
<<普段から部屋干しで生乾き臭が取れない時は扇風機で>>
いつも帰ってくるのが遅くて、
「どうしても部屋干しになってしまう!」と言う方は多いと思います。
そんな時、
気になるのが生乾き臭。
生乾き臭が発生する原因は、
洗濯物が濡れている所に雑菌が発生するからなんです。
この雑菌を抑制するには・・・
乾かしている時は、
扇風機で部屋の空気をかき混ぜてあげてください。
そうする事で、
湿気がこもりにくくなるので、
洗濯物に雑菌が発生しにくくなります。
つまり、
生乾き臭も出にくくなりますよ。
ここからは、
作業着の汗の臭いについて解説していきます。
<<どうしても生乾き臭が取れない時の対処方法>>
扇風機を使って、
空気をかき混ぜてあげても生乾き臭が取れない時があります。
そんな時の対処方法を解説していきます。
1.洗濯機に衣類を詰め込みすぎない
洗濯機に洗濯物を詰め込み過ぎると、
全体にまんべんなく洗剤が行き届かなくなる時があるんです。
これもニオイの素となる汚れや雑菌を落とせない原因となります。
洗濯機に入れる洗濯物はしっかり洗えるだけの量を入れる様にして、
しっかり洗剤を行き届かせる様にしてください。
2.お風呂の残り湯を使わない
水道から出てくる冷えた水を使うより、
水温が上がっているので、お風呂の残り湯は汚れが落ちやすいのは事実なんです。
そして、節水にもなるので経済的でもあります。
しかし、すすぎに使用すると、
湯船の汚れが洗濯物についてしまうので、
雑菌が繁殖しやすくなる理由になってしまいます。
洗濯物のすすぎには湯船の残り湯は使用しない様にしましょう。
3.洗濯が終わったら速攻で乾かす
生乾きの状態が長ければ長いほど、雑菌は繁殖しやすくなります。
ですので、
洗濯が終わってしばらく放置しておくと、
雑菌が発生してしまうんです。
夏場に生乾き臭が強くなるのも放置しているのが原因の一つです。
そんな生乾き臭を予防するには、
洗濯機が終了したら、即効で干してしまう。
もし部屋干しだったら、サーキュレーターや扇風機を回して、
空気をかき混ぜてあげてください。
また、
洗濯が終わったら、アイロンで少し乾かしてあげるのも方法の一つです。
中~高温でアイロンをかけることで、
雑菌を死滅させることができ、干した後も乾きが早くなります。
<そもそも何故、作業着は汗臭いのか?>
どうして作業着は汗臭いのでしょう?
実は、
そもそも人間の汗って、
ニオイはしない物なのです。
つまり「無臭」。
汗をかいた作業服が臭くなるには理由があります。
<<作業服が汗臭くなる理由>>
汗をかいた作業服を放置してしまっている
着ている作業服に汗をかいて放置すると臭くなりませんか?
なんで臭くなるのか?と言うと、
人間の体には雑菌が住んでいて、
その雑菌が汗を餌にして繁殖するのです。
この繁殖した雑菌が排泄物を出すのですが、
この排泄物が臭うんです。
酸っぱいニオイだったり、雑巾のようなニオイなどは、
エクリン腺という汗腺から出てくる、汗(皮脂等)を餌にして繁殖します。
そして、
その汗を食べて繁殖していって、
大量発生すると、強い臭いを発生させてしまうんです。
なので、そもそも汗をかくこと自体は問題ではないのですが、
衣類にしみこんでしまった汗や、汚れをいかにとっていくか?が大事なポイントとなってくるわけです。
<<部屋干しでどうしても生乾き臭が出てしまう>>
洗濯物を干す時、
部屋干しにして生乾き状態にしてしまうと、
残った水分が劣化して、
そこに雑菌が大量発生してニオイを出すんです。
これが生乾き臭なのですが、
ちゃんと洗濯物が乾く環境を作ってあげないと、
解消しないんですね。
<まだあった!作業着が臭くなる原因>
上記に作業着が臭くなる原因を書いていきましたが、
他にもじつはあるんです。
それを紹介していきますと・・・
<<洗濯機を清潔に保ってない>>
よくテレビCMでも言っているのですが、
洗濯機の洗濯槽の裏側に汚れが付いていると、
そこについている雑菌が繁殖して、
作業服に雑菌がついてしまう・・・と言う現象。
これは、
よくある話しで、
「原因が全く分からないけど作業服が臭い!」原因の一つなんです。
原因不明で作業服が臭い時は、
洗濯槽を洗う様にしましょう。
雑菌は洗剤カスも餌にしてしまうので、
注意が必要です。
<<作業着にニオイがついているのに放置して着ている>>
「仕事をしてて、誤ってニオイが付いてしまった!」なんてことは、
良くある話しですよね。
でも、
そう言う物を放置してしまうと、
更にニオイが悪化して、
強烈に臭いニオイを発する事は良くある事です。
「誤ってニオイを付けてしまったら」、
家に帰ってきたら速攻で洗ってください。
<<せっかく洗濯したのに干さないで放置してしまった>>
僕も時々やってしまうんですが、
洗濯機を回して洗濯物を洗濯したのに、
洗濯籠に入れっぱなしにしてしまって、
洗濯した時に干さないで放置してしまう時。
こんなことをすると、
洗濯物が臭くなってしまうんです。
洗濯して濡れている状態で乾かさないと、
水分が腐ってしまって、
悪臭を放ってしまうんです。
これも雑菌の仕業なんですが、
せっかく洗濯したのですから、
すぐに干してあげる様にしてくださいね。
<作業服の汗臭いニオイを落とす方法・まとめ>
一日農作業をして、
汗をかいて帰ってきたら、
作業服をできるだけ放置しないで、
すぐに脱いで、洗濯機で洗ってあげましょう。
もし、
作業服の汚れが酷い・ニオイが強いと思ったら、
簡単に「酸素系漂白剤」を洗剤に追加して洗ってあげてください。
汚れが付いたり、ニオイが付いた物は、
できるだけ早く洗ってあげる事で、
汚れや臭いも落ちやすくなります。
そして、
洗濯機が止まったら、
できるだけ早く干してあげてください。
いつまでも放置していると、
作業服に付いた水分に雑菌が沸いて、また臭くなってしまいます。
そして、
部屋干し臭がいつもする場合は、部屋中の空気をかき回してあげてください。
洗濯物と洗濯物の間の空気を滞留させない事で、雑菌が沸きにくくなり、
同時にニオイもしなくなります。
洗濯物の下に新聞を丸めて置いておくのも、早く乾かすのに効果的です。
追伸
いかがだったでしょう。
結構簡単な事で、作業服の汗臭いニオイを撃退する事は可能です。
ただ、
農作業をした後は、
どうしても疲れてしまって、
その時に洗濯物ができない時も多々あると思います。
そんな時は、
酸素系漂白剤を使って、
ニオイと共にキレイに作業服を洗濯してあげると、
ニオイのもともキレイに落とす事ができます。
是非、やってみてくださいね。
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