使用方法

管理機で耕運する時のロータリーの特性とメリットデメリット

使用方法

管理機で耕運する時のロータリーの特性とメリットデメリット

管理機のロータリーの特性とメリット・デメリットを教えて欲しいと言う質問がありました。

解説していきますね。

Question

管理機の

・フロントロータリー

・車軸ロータリー

・リアロータリー

この3つの特性とメリット・デメリットをお教えいただきたいです。

私共、約200坪の畑を家庭菜園で使用していまして、

耕す深さを出来るだけ深くしたいんです。

そして、

土もできるだけ細かくしたいんです。

宜しくお願いいたします。

Answer

200坪だと管理機では1日では耕せないと思います。

1日でやるならもっと車重が重くてトルクが有るトラクターでないと効率が悪いと思いますよ。

私達は、

100坪の畑を5馬力(MAX7馬力)の管理機で耕しています。

春に100坪を一気に耕しますが1回では車重が軽すぎて浅くしか耕せないので

3~5往復して徐々に深く耕していきます。

ローターが深く耕すにつれ負荷が大きくなるので

最後の1~2回は10~20メートル進むとエンジンがオーバーヒート気味になってしまいます。

その度に冷却させるのに休ませるので、

4時間位かけて耕しています。

<ロータリーの違い>

・畑に足跡が残る残らないと言う所では・・・

車軸ロータリーとリアロータリーは、

ロータリーが耕した後で人が歩くので、

足跡が残ります。

フロントロータリーは、

バックで耕すとロータリーが人の跡から入るので、

足跡が付きませんね。

前進で使用する場合は、土を左右に掻きわける畝の土寄せと土上げの時だけになります。

・車軸ロータリーは、

耕す時は、常に車体を後ろに引きながらロータリーを空転させて耕すので、結構疲れます。

20坪位の畝1本を耕すのに適した管理機ですね。

・リアロータリーは、

仕上げの1回だけ管理機の後ろではなく、横を歩けば足跡は残らないんですが、

方向転換する時だけ管理機の後ろに回ってロータリーを持ち上げないといけないので、

足跡が残りますね。

そして、

ハンドルの下にローターがあるので、

ハンドルを下に押し付けてロータリーを土に食い込ませる感じで耕します。

ですので、

トルクがあれば、疲れずに、

ハンドルに乗って一気に深く耕す事も可能ですね。

・フロントロータリーは、

タイヤの向こう側にロータリーがあるので、

バックで耕す時はハンドルを進行方向とは逆方向に押す感じで耕します。

車軸ロータリーよりも疲れませんが、

リアロータリーよりも疲れますね。

そして、

レバー一本でハンドルを回転させる事ができるので、

簡単にリアロータリーに変える事ができます。

但し、

ハンドルに付いている左右の方向転換用のレバーは入れ替わらないので、

左に方向転換させようとして左レバーを握ると、

右に旋回するので、慣れが必要でしょう。

疲れると、

段々訳が分からなくなるので、

リアロータリーとして使用する時は、

レバーを入れ替えた方が安全でしょうね。

で、

200坪の耕すのであれば、

スーパーローモードが有って、

車重が重く、トルクのあるリアロータリーが楽でしょうね。

ただ、旋回させる時は、

ローターを持ち上げないといけないので、

かなりシンドイでしょうね。

ホームセンターであれば、

小さい物であれば貸出もしているので、

一度借りてイメージを持ってみるのもやり方だと思いますよ。

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