メンテナンス

トラクターのバッテリー 長く使わない時の充電方法

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トラクターのバッテリー 長く使わない時の充電方法

トラクター(トラクターに限らず)のバッテリーの充電なんですが、

どうしたら良いでしょうか?

と言う質問があったので解説していきますね。

Question

トラクターのバッテリーについて質問です。

トラクターを長い間使わない時って、

ただ放置してしまうと、

バッテリーが放電しっぱなしになりますよね。

バッテリー上がり防止のために、

エンジンをかけて充電してあげたら良いのは知っているんですが、

どのくらいの時間、エンジンをかけてあげたら良いのでしょうか?

Answer

仰る通り、

バッテリーは放置してしまうと、

放電してしまって、

いずれバッテリー上がりを起こします。

そして、

充電が少ない状態もバッテリーにはあまり良くはないと言いますね。

なので、

エンジンをかけて、常に充電しているのが良いのですが、

エンジンをかけてアイドリング状態だと、

充電が満タンにはなりません。

仕事をして、

エンジンの回転数を上げていれば、

充電もばっちりできるので、

充電される時間もそんなに長くはありませんが。、

アイドリングだけだと、

満タンにできないと言う前提があるので、

何時間かかるのやら・・・って感じですね。

今、トラクターを保管している場所は、

充電器は使えない場所ですか?

もし、

コンセントが使えて、

充電器を使えるのであれば、

月に1回位で良いので、

充電器で充電してあげてください。

3A位の充電器あれば、

月1位充電してあげたら充分ですよ。

バッテリの交換が必要な症状について説明します。

そして、

次は、

バッテリーの交換時期についてです。

バッテリー上がりばかり気にしていると、

バッテリーの交換時期を見過ごす事もあるので、

少し気にしておいてください。

バッテリーが主に活躍するのは、

エンジンを始動させる時のセルモーターを回す時なんです。

このセルモーターを回す時が一番電力を使うんですね。

超簡単に言うと、

このセルモーターを回す時にちゃんと回ってくれないのでしたら、

もう、そのバッテリーは交換時期と言えるでしょう。

そして、

セルモーターが勢いよく回ってくるって言うのは、

「キュ、キュ、キュ、キュ、キュ」 と早いテンポでモータが回る状態です。

この状態を確認出来て、電力が十分あると判断出来ます。

そして、

バッテリーの使用年数が4~5年、使用しているのであれば、

そろそろ交換時期なので、

下記の様な症状が出ていたら、

即交換しましょう。

①キーON時にメータ・パネルの各表示(警告)灯がうっすら点灯していて、
キーを始動位置にした時にセル・モータが回らず各表示灯が消えてしまう。

②メータパネルの各表示灯は点灯しているんですが、
セル・モータが「カチ、カチ、カチ」や「キュッ…キュッ」という感じで、
しっかり回ってくれない。

③キーON時にメータ・パネルの各表示灯が全く点灯してくれない。

いかがだったでしょう。

バッテリー上がりを気にしていて、

充電に気を取られると、

バッテリーが弱くなっている方に気が向かない時もあるので、

バッテリーが交換時期なのか?も気にしてチェックすると良いでしょう。

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