メンテナンス

コンバインの異音が出た時の対処方法

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コンバインの異音が出た時の対処方法

コンバインを使っていて、

「ん?なんか音がするなぁ・・・」となったら、

既に手遅れなのかもしれませんよ。

本来であれば、

異音がする前にメンテナンスをしておきたいですよね。

その為にも、

ここの箇所が異音が鳴りやすいことを分かっておいてくれれば、

先にメンテナンスしておくことも可能ですよね。

そんなワケで、

コンバインの何か所か、

異音が出やすい場所をチェックしておいたので、

確認しておいてください。

で、

もし、異音が出ていたら、

耳を澄ませて、

「どこから出ているのか?」明確にしておいてくださいね。

コンバインの足回りからキーキーと異音が!

この様なコンバインの足回りから異音がする場合は、

ローラーベアリングが一番怪しいです。

もしかしたらベアリングが壊れている可能性があります。

ローラーベアリングの交換は、

キャタの調整を緩めて、

ボルト4本を緩めてローラーを外します。

そして、

スナップベアリング・ベアリングの順番に外して交換します。

ベアリングの部品は、

汎用品が販売されています。

1つ700円位ですね。

各ローラーに2個使用するので、

用意してください。

ジャッキアップすると簡単に取り外せます。

車の部品商にベアリングの現物を持っていくと安く譲ってくれますよ。

組み付ける時に、

しっかりグリスを塗る事を忘れないでくださいね。

もし、

ベアリングは壊れていない時は、

グリスだけでも補充してあげてください。

ローラー取付けセンターナットを外すと、

グリス注入用のニップルが出てきます。

そこにグリスガンでグリスアップしてください。

普段から気にしておくのが大切な事です。

年に1回位はグリスを補充しましょう。

脱穀レバーを入れると大きな異音や振動音が・・・

脱穀レバーを入れて回転すると、

大きな異音や振動の様な物が出てきます。

この音が出ている状態でタンクに触ると、かなり振動しています。

金属などの異物が脱穀部に入ることで、

衝撃でドラムの芯がずれる事が多々あります。

また、

こぎ歯が取れて、車のホイールのオモリが取れた時と同様のブレが生じる事があります。

そして、

脱穀部のベルトの一部で激しい摩耗が起こると、

ベルトが一回転するごとに、その段差を拾って、

変な振動を起こすケースもあります。

どちらにしても、

何かを脱穀部に詰まらせた事が原因のハズです。

ベルトから点検してみましょう。

運搬機の副変速切り替えを低速に入れると「ギャー!」と異音が鳴ります

運搬機の変速がリバースから抜けません。

かなり古い運搬機を約10年ぶりに稼働させたんですが、

バックで作業小屋に格納して、

ギアをニュートラルに入れ忘れて今にいたります。

ミッションは、

今時の油圧無段変速などではなく。

長いシフトレバーの飛び出たノンシンクロミッションです。

副変速切り替えを低速側に入れると、

「ギャー!」とすごい音がするんです。

解決策としては・・・

力ずくで仕事をする以外ないですね(笑)

まずはミッションやサブミッションをよ~~~く観察して、

OHするしかないでしょう。

恐らくギアが噛んだまま固着したんだと思います。

あとは、

ベアリングの固着かもしれません。

いずれにしろ、

分解して、

OHしてしまわないと治らないと思いますよ。

いかがだったでしょう?

この辺りが音が鳴る原因の代表的な物ですね。

できれば音が鳴っていないうちにメンテナンスをしてください。

異音がしてからでは遅いですよ。

 

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