チョークを引いてないとエンジンが止まる
お手持ちの耕耘機が、
チョークを引いてないと、
エンジンか止まっちゃうそうです。
対処方法を解説していきます。
Question
耕耘機について教えてください。
現在、20年以上前に発売されたこまめF210を使っています。
1つは、
エンジンについてですが、
チョークを戻すと、
エンジンが止まってしまいます。
2つめは、
非常にエンジンのかかりが悪いんです。
一度かかってしまうと、
ちゃんと動くんですが、
何を整備したら良いでしょうか。
Answer
チョークを引きっぱなしじゃないと、
エンジンが止まってしまうのは、
キャブレターの目詰まりが原因ですね。
また、
エンジンのかかりが悪いのもキャブレターの詰まりが多くの原因となります。
恐らく、
ジェットの目詰まりによって、
燃料の噴出量が減ってます。
だから、
エンジンのかかりが悪いんだと思います。
チョークを引いて、
空気の流入量を減らすことで、
燃調が適正に近い状態になっているのでしょう。
そして、
ガソリンの量が少なくなっているので、
エンジンの出力がかなり低下してると思いますよ。
現状で、
一応、エンジンがかかるので、
ホームセンターで泡状のキャブクリーナーを手に入れてきてください。
キャブレターのイン側からタップリ吹き掛けて、
エンジンをかけてください。
エンジンを吹かしていると、
キャブレタークリーナーを吸って、
排気から黒いガスが出るようになりますので、
何度もキャブクリーナーを入れて、
排気ガスが無色になるまで行ってください。
それで調子は戻ると思いますよ。
ここでワンポイント!
もしかしたら、
燃料が劣化している可能性もあります。
キャブレターを掃除する前に、
燃料を全て入れ直した方が良いかもしれません。
燃料タンクの燃料もそうですが、
途中のストレーナーやホース。
キャブレターの燃料も入れ替えた方が良いでしょう。
チョークを戻すとエンジンが止まってしまう・・・前もって対処するには?
農機具を長期間使用しない時に、
下記の事を必ず行ってください。
※チョークを戻すとエンジン止まるなどの原因になります
●ガソリンエンジンの場合(混合油含)
燃料コックをOFFにしてからエンジンをかけます。
そして、
エンジンが止まるまで回します
エンジンが止まったら、
キャブレターのドレンから燃料を抜きます。
次に、
タンクから燃料を抜きます。
・刈払機の場合はタンクを空にしてからエンジンをかけ、止まるまで動かしておきます。
●ディーゼルエンジンの場合
燃料を満タンにして保管してください。
※これをしてなくてエンジンが始動しない場合、
キャブレターのオーバーホールをします(メーカーに依頼してください)
プラグを外して数度のクランキングをして 燃料を吐き出します
(エンジンオイル、キャブ、プラグなど交換が必要な時もあります)
ディーゼルの場合は状態によりますがエア抜きをします(メーカーに依頼してください)
●他の原因
マフラーの噴出し口にハチや虫が巣を造ることがあります、針金等で取り除くなどして確認してください。
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