コンバイン 7年放置でディーゼルエンジンがかかりません!
7年間も放置しておいたコンバインのエンジンがかからない様なんです。
どうやってエンジンをかけたら良いか解説していきますね。
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Question
ヤンマーディーゼルエンジンで、
ハウスに7年間入れっぱなしで放置していたんです。
最近になって使おうと思ってバッテリーを交換して、
エンジンをかけたんですが、
セルモーターは動くんですが、
エンジンがかかりません。
何が原因なんでしょう。
ソレノイドは、問題なく燃料は送れています。
Answer
キーを入れてONにした時に、
燃料ストップソレノイドを動かすモーター音は聞こえますか?
あと、
ポンプから噴射ノズルを外してください。
セルを回した時に噴射ノズルから燃料は出ますか?
そして、
ポンプの燃料調整のラックが固着していませんか?
ラックがスムーズに動かないのも原因となりますよ。
ちょっと考えただけでも、
これだけ原因があります。
点検をする時に燃料ポンプを壊してしまう恐れもありますので、
作業になれていないのであれば、
農機具屋さんや、
メンテナンスに詳しい方に見てもらう方が安上がりですよ。
もし、燃料ポンプを壊してしまったら、
15万円は下らないので、気を付けてくださいね。
その他、エンジンがかからなかったりかかりにくい場合は・・・
寒い地方でエンジンがかからない場合
軽油は使う土地で成分が違ってきます(当地適用の不凍添加剤が入っています)。
ですので、そのエリアの軽油を使用しないと凍結する可能性があります。
エンジンがかかりにくく一度かかって2度目はスムーズな場合
エンジンがかかりにくいけど、
1度かかると2回目からはスムーズにエンジンがかかる場合は、
グローの不良。もしくは、
各気筒のグローを繋いでいるプレート(マイナス)の不良の場合もあります。
エンジンがかかりにくい場合でマフラーから白煙が出る
始動直後、白煙(水蒸気ではない)が出ませんか?
そんな時は恐らく圧縮比が落ちている場合があります。
かなりの重症なので、メーカー等で見てもらった方が良いですよ。
ディーゼルエンジンのエンジン始動の仕組み
ディーゼルエンジンは、
点火プラグがありません。
圧縮の熱で着火してくれるので、
冬場エンジンが冷えていると圧縮の熱ではエンジンがかかりにくいのも事実です。
そんな時のためにグロープラグがあって、
グロープラグであらかじめエンジンを温めておいてから圧縮着火します。
ディーゼルエンジンのかかりが悪い時は、
グローが何本か切れている可能性があります。
こんな時は、整備工場に見てもらった方が良いでしょう。
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