コンバインのオルタネーターの点検方法を教えて下さい

コンバインのオルタネーターはそうやって点検すれば良いのでしょうか？

と言う質問がきました。

解説していきますね。

Question

コンバインを作業終了時に洗車して倉庫にしまおうとしたんです。

で、

エンジンをかけようとしたらセルモーターが動きませんでした。

セルモーターの動きも鈍い様な気がしてます。

そこでバッテリーも新品にしたんですが、

それでもセルモーターが回りませんでした。

そこで、

オルタネーターが壊れているのかも・・・と思いました。

グローランプ等などの計器はしっかり灯っています。

そして、

クランプメーターを100v位に調整してバッテリーのプラスに繋がっているコードを挟んで測定すると、

14v位でていれば問題ないと言う事だったのですが正しいのでしょうか？

それとも、

オルタネーターのB端子にテスターのプラスを付けて、

マイナスを車体につけて測定して14v位出ていれば問題ないのでしょうか？

イマイチやり方が分からないので、

教えて欲しいです。

Answer

オルタネーターの点検は、

オルタネーターから出ている電力が正常値を出しているのか？を計ります。

点検のために必要なのは、

①バッテリー＆オルタネーターチェッカー

②作業手袋

バッテリー＆オルタネーターチェッカーと言うのは、

オルタネーターに流れる電力を計測します。

計測用の計器にプラス端子とマイナス端子のついたブースターケーブルが付いています。

ちなみに、

バッテリー＆オルタネーターチェッカーは、

ホームセンターなどで1,000円から2,000円位で販売しています。

オルタネーターのチェック方法は、

最初に、

バッテリー＆オルタネーターチェッカーの端子をバッテリーに繋ぎます。

バッテリー＆オルタネーターチェッカーの赤いケーブルをバッテリーのプラス端子、

黒いケーブルをバッテリーのマイナスに繋ぎます。

バッテリーにケーブルを繋いだら、

バッテリーチェックを指す部分のランプが点灯します。

この時に、

ランプが３つ点灯して、

充電量が充分であれば問題ないと言えます。

しかし、

ランプが途中までしか点灯しない時は、

バッテリーの充電量が不十分と言えます。

もし、

３つのランプのうち１つしか点灯しない場合は、

バッテリーに問題があります。

交換が必要かもしれません。

次はオルタネーターのチェックです。

オルタネーターのチェックにはエンジンを始動させる必要があります。

後は、

バッテリー＆オルタネーターチェッカーの計器に現れた結果を読むだけですので、

わりと簡単です。

ほとんどのバッテリー＆オルタネーターチェッカーでは、

電圧の流量に応じて３段階のランプが設定されています。

３つのランプのうち、

３つが点灯する様であれば、

流れている電圧量が多すぎるサインです。

正常な場合は、

オレンジだけが点灯する。

もしくは、

緑とオレンジが点灯します。

オルタネーターのチェックで以上が現れた時は、

プロに依頼して点検してもらう方が良いでしょう。

バッテリーとオルタネーターの点検が終了したら、

ケーブルを外して終了してください。