農機具のキャブのオーバーホールをしたけどプラグが被ってしまう
小型の農機具の質問で、
キャブレターを掃除したけど、
点火プラグが被ってしまう・・・
と言う質問があったので、
回答していこうと思います。
Question
小型農機具の、
フロートタイプのキャブレターをオーバーホールしたんです。
フロートカップ内部機構も念入りに清掃しましたし、
各部のジェット類もキャブクリーナーとエアーで貫通させてあります。(ニードルも良い状態と思います)
点火プラグも火花を確認したので良好だと思うんですが、
エンジン始動時に点火プラグが被ってしまいます。
そして、
他の症状としては、
キャブレターのフィルター側に少量ガソリンが漏れ出ているんです。
チョークは全開(引いていない)で、スロットルは僅かに回しています。
私が考えるに、
アイドル・アジャスト・スクリュか、
パイロット・ジェット等だと思っています。
しかし、
そもそも詳しくないので解りません。
それと、
メイン・ノズルの奥のスロー・ジェットも、
組み付け間違いをした可能性も考えられます。
何か解決方法があれば教えてください。
Answer
最初の方に症状が書いてありましたが、
キャブレターのフィルター側で、
ガソリンの漏れがあるなら、
オーバーフローですね。
フロートバルブが正常に作動してないんです。
フロートバルブが付く所の、
ガソリンが出てくる所の凹側が綺麗に掃除されているか?
もしくはフロートバルブの先端の尖った所が綺麗に掃除されているか?
後はフロートバルブの後ろ側(尖った方の反対側)の凸の所がスムーズに動いているか?
フロートバルブの中にはバネが入ってて、
その凸の所の飛び出てる所はバネの力で動くようになってます。
エンジンをかければ振動でフロート室のガソリンも揺れますが、
そこのバネがスムーズに動かなければ、
振動に合わせてフロートが動けずガソリンが流れ落ちてしまいオーバーフローになってしまいます。
多少の振動でもそこのバネがフロートバルブを押し上げる事で、
フロートが揺れてもガソリンが流れすぎないようになってますので、
そちらの動きも確認しては。
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