高齢の父がトラクターを買換えたいと言っていますが家族は大反対！

「お父さん！まだ農業するの～！？」

「あと何年、農業するのよ～！？」

お父さんが高齢で70歳を超えているのに、

まだまだ農業を続けていこうと考えています。

しかし、

家族は、

ケガの確率も高くなるし、

そろそろ引退して欲しいと考えているんですね。

そこで質問です。

Qestion

家で使っているトラクターがそろそろ寿命を迎える年になって、

本人が買い替えようと思っているんですが、

本人は70歳を超えていて、

いつまで農業を出来るのか分からないんです。

それで、

「トラクターを新品に買換えても意味がないじゃん！」

と言う話しに家族ではなりました。

本人は自分の貯金からお金を出すと言っているので、

金銭的な問題は特にありませんが、

家族全員が反対しています。

どうしたら良いのでしょう・・・？

Answer

農業は80歳でもまだまだ現役！

引退して欲しい家族の気持ちも分かりますが、

私の父親も70歳なのにまだまだ農地拡大して頑張っています。

農業をやっている人って、

70を超えてもまだまだ現役で、

どうかすると80歳以上でもゴリゴリ仕事していますね。

みんな元気ですよ。

しかも、

本人はまだまだ農業を続けたいんでしょう。

だから新しいトラクターが欲しいんでしょうね。

最近は何かと金金と儲かるのか？儲からないのか？と言う話しになりますが、

本人にしてみれば、

農業は「生き方」なんです。

体が動くうちは農業を続けていたいんです。

200万円程度のトラクターだったら、

全然良いと思いますよ。

農業辞める気もない様ですし、

これからの為にやるんでしょうから。

農業を辞めてボケ老人になられるより全然良いと思いますよ。

農機具は必要な物！無駄使いではありません。

また、

農業に興味がない人からすると、

トラクターの200万円って完全にムダ金ですよね。

お金を費やして仕事する位なら、

買って食べた方がよっぽど良いと思えるんです。

でも、

例えば、

老齢のピアニストが

｢どうしてもベーゼンドルファーが欲しい｣と言い出しても、

音楽に無知な人が、

なんで楽器に1000万円もだす必要があるのか？分かりませんよね。

なんで5万円の電子ピアノじゃいけないのか？分からなくありませんか？

その位の話しだと思います。

本人の貯金から出して購入するのでしょうから、

家族が問題視する必要もないと思いますが・・・。

手入れをしなくなった農地の管理は誰がするのか？

それよりも、

問題なのは、

これから10年後、

今お持ちの農地はどうするのでしょう？

ご家族の誰かが管理するのでしょうか？

もしくは、

誰も管理しないで、売却ですか？・・・買ってくれる人はいそうですか？

もし、

身内の誰かが管理するのでしたら、

トラクターはあった方が良いですよね。

また、

トラクターが無くなった場合、

農地の耕作はどうするのでしょう？

雑草が繁殖してしまって耕作放棄地となったら、

農業委員会から指導や罰金が科せられます。

農地の維持にはトラクターは１台あった方が良いと思います。

トラクターが不要の広さであれば問題はありませんが、

もし、

近隣の方や希望者の方にお金を払って、

代わりにロータリーを掛けてもらうとかになってしまいます。

本人が今後、農業をできなくなってからの、

農地の扱いを家族で考えた方が良いでしょうね。

「高齢の父がトラクターを買換えたいと言っていますが家族は大反対！」まとめ

いくら高齢でも、

70歳くらいであれば、

まだまだ現役です。

農業をまだやりたいのであれば、

やらせてあげても良いのかと思います。

ただ、

これから先に見えてくる現役引退の時に備えて、

考えておく事が大切なのではないでしょうか。

残された農地は誰が管理していくのか？

または、

売却してしまうのか、

代わりに誰かに管理してもらうのか？

ここは大切な事です。

本人がいないところで少し話しをしておいても良いかもしれませんね。

ですから、

問題なのは、

トラクターの購入ではなく、

「これからどうするのか？」です。

引き継いでいくのであれば、

当然、必要な買い物なので、

無駄遣いにはなりませんよね。

この辺りを良く話し合う必要があると思いますよ。