コンバインのチャージランプが付かなくなります。点検方法は?
コンバインのエンジンをかけるとチャージランプが急につかなくなりました。
どうやって点検したら良いですか。
と言う質問があったので、
解説していきます。
Question
今使っているコンバインなんですが、
エンジンをかけると普段はチャージランプは点灯するんですが、
急に点灯しなくなりました。
この状態だとバッテリーに充電できないハズなんです。
オルタネーターやヒューズ以外に原因はありますか?
電装系は苦手で点検の仕方が分かりません。
オルタネーターを外して点検する方法、
もしくは、
オルタネーターを外さないで点検する方法はありますか?
Answer
一番簡単な方法は、
バッテリーの電圧を測定して、
その後、
エンジンを始動させて、
バッテリーの電圧が上昇すれば、
ダイナモは充電しています。
最近の車やコンバインは、
エンジン始動後、
チャージランプは消えてしまいます。
むしろ、
逆に点灯する様であれば、充電はされていないと言う認識が正しいです。
バッテリーの電圧の測定方法
①テスターの電源を入れて、
ダイヤルスイッチを直流Vに合わせてください。
②バッテリーのプラスとマイナスの端子にテストロードの先端を当ててください。
③テスターにバッテリーの電圧測定値が表示されます。
③今度はエンジンをかけて、①~③と同様にやれば、
バッテリーの電圧が測れて、オルタネーターのチェックもできますよ。
電圧の測定値の読み方
①エンジン停止状態の場合
12.6V程度の場合 正常値です。
13V程度だと高めです。
12.5V以下だと低いですね。バッテリーを交換してください。
②エンジン始動状態
13.5~14.7V程度であれは正常値です。オルタネーターは正常に動いています。
16V以上だとレギュレーターの故障の可能性が・・・
13V未満だとオルタネーターの故障。回転ベルトの緩みや切断の可能性も。
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