耕耘機で畝立てを真っすぐキレイに作る方法
耕耘機で畝立てを真っすぐキレイに作る方法を教えてください!
と言う質問があったので、
解説していきますね。
いろんな方法がありますが、
今回は、紐を張りますが、
張りっぱなしだと、
危険な事もあるので、
違う方法も解説していきますので、
参考にしてください。
<畝を真っすぐに立てる方法>
このやり方は、
紐と紐の幅で畝幅が決まってくるので注意して行ってください。
1. 紐を畝を立てたい場所に真っすぐに張っていきます。
2. 張った紐に沿って石灰で線を引いていきます。
3. 紐を外して石灰の線のみにする。
4. 石灰の線の上を機械の中心が通る様にして土揚げをしていく。
深い溝を掘りたい時は、
一発で掘ろうとしないで、
複数回、耕して掘る様にしてください。
例えば、
1回目は正転で耕して歯を入れていって、
2回目は逆転で土を跳ね上げてあげるとキレイに畝が出来ます。
また、
石灰が無い場合や、
石灰を使用するのに抵抗がある方は、
棒などで線を引くのも方法です。
<畝をキレイに立てる方法>
畝をキレイに立てる方法は、
正直、腕です。
何度も何度もやっていくと、
段々キレイにできる様になるので、
経験が全てとなります。
最初のうちは、
どうしても真っすぐに畝立てをしていたつもりが、
振り返るとグニャグニャと曲がってしまってしたり、
斜めになってしまったり、
畝の幅が左右で違っていたりしてしまいます。
畝を鍬で立てる時は、
あまり足下を見ないで、
できるだけ遠くを見て一定のリズムで進むと、
比較的キレイに出来上がります。
そして、
土を均すには、
テレビでやっている様な、
パイプや、
使わなくなったまな板を使用するのもやり方ですね。
ここで畝を立てる理由などを解説していきますね。
<なぜ畝を立てるの?>
畝を立てる事で、
メリットは多くあります。
その畝を立てる理由を解説していきます。
1. 深く畑を耕さないといけない。
大根などの縦に伸びる作物を育てるためには、
深く畑を耕さないといけません。
しかし、
耕耘機では15㎝がせいぜいなので、
畝を立てて、
畑の深さを作ることで、
縦に伸びる農作物を育てます。
2. 排水性の確保
雨の多い時期などは雨が毎日の様に振りますよね。
そんな時、
どうしても水が溜まってしまい、
作物の根が腐ってしまうんです。
そんな状態になってしまう時は、
畝を立てて、
空気に触れる場所を多くして、
排水性を高めて、根を腐らない様にしておきます。
3. 作業効率アップ!
農作業は、土は下にありますので、
腰をかがめての作業となります。
そんな時、
畝を立てて土の位置を高くしておけば、
かがむ角度も浅くなるので、
腰への負担も減らす事が可能です。
4. 作業箇所を分割できる
畝を立てる事で、
作物を育てている箇所を区別する事ができます。
こうする事で、
作業する箇所を移動する箇所を分ける事ができるので、
作業の効率化も図る事ができます。
<畝を立てる前に行う事>
畝を立てると言う事は、
農作業をすると言う事になります。
この時に必ずするべき事は、
畑のコンディションを整える事です。
つまり、
作りたい作物が、
良く育つために、
フカフカの土を作って、
土質~団粒構造を目指してください。
畑を作る事で、大切なのは、
土質・水はけ・酸度の3つを揃える事で、
畑の環境が良くなって、
農作物も良く育つ土になります。
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