メンテナンス

コンバインのエンジンかからない時の対処方法

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コンバインのエンジンかからない時の対処方法

刈取りシーズンに入ろうとしている時、

久々にコンバインを動かそうとして、

良く起こるのが、

「キーを回しているのにエンジンが掛からない」。

これって良くある事なので、

あまりビックリしなくても大丈夫ですよ。

まず、

チェックして欲しいのが、

「キーを回してカチカチ言うか?」

カチカチ言うのは、

リレーの中のマグネットでできているスイッチが動いてカチカチ言うんですね。

ですので、

この状態は、

電気は来ているんだけど、

「エンジンが動くまでの電力ではない!」と言う事。

そして、もう一つは、

キーを回しているんだけど、

「カチカチすら言わない」

これは、

バッテリーが弱っているのもありますが、

もしかしたら、

配線が悪い状態かもしれないです。

まぁ、

コンバインをしばらく放置していて、

エンジンが掛からなくなってしまうのは、

大体こんな理由なので、

点検していきましょう。

注意)バッテリーは放置していると、自然に放電してしまうので、
使ってないのにいつのまには電力が下がってしまいます。
ですので、自然な現象です。慌てずに対処しましょう。

「リレーがカチカチ言ってるけどエンジンがかからない」時は、

完全にバッテリーの充電量が少ないので、

バッテリーに車からブースターケーブルをつなげてあげて、

エンジンをかけてあげてください。

こうする事で、

まずはエンジンがかかります。

そして、バッテリーが充電されます。

ここで気にして欲しいのが、

ヘッドライトの光量

ライトの光の量が少ない様であれば、

バッテリー自体が古くなっていると考えられますので、

バッテリーを買換えてください。

バッテリーを交換する際、

バッテリーの端子、結線コードの内側をサンドペーパーで磨いてあげてください。

端子の酸化被膜による電圧降下を防ぐためです。

また、

キーをオンにしても、

「リレーがカチカチ言わないしエンジンもかからない」。

こちらでも、

まずはバッテリー上がりを疑がってください。

バッテリーをジャンプさせて、

エンジンをかけてください。

そして、

充分、バッテリーを充電させたら、

ブースターケーブルを取って、

エンジンを掛けなおしてください。

ここまでやって、

再度、エンジンが掛からない場合は、

バッテリーが弱くなっている事を疑ってください。

新品のバッテリーに交換しましょう。

そして、

もしかして、

バッテリーをジャンプさせた段階で、

「リレーがカチカチ言わない、エンジンもかからない」

そうなってしまったら、

今度はエンジンのセルスイッチのリレーを交換しましょう。

ここまで来たら、

まずは、

部品を発注して、

リレーの交換をしてください。

リレーの交換をしたら、ついでに、

バッテリーの端子、結線コードの内側をサンドペーパーで磨いてあげてください。

端子の酸化被膜による電圧降下を防ぐためです。

それでは、他のケースのエンジンが掛からない時の対処方法を書いていきますので、

確認してください。

セルモーターが動かないでコンバインのエンジンがかからない時は、

配線を調べて12v来ているか調べると良いですよ。

配線に12v来ていないと、

リレーの不良や配線の接触不良も考えられるので、

一個一個調べていきましょう。

一番は、

ダイオードのところのボルトが12v来ているか確認

コネクターに12v来ているか確認。

配線の接続コネクターが黒く焦げていないか確認

ここまで調べたら、今度はリレーを調べると良いでしょう。

この中で電圧が異常な所があったら、

各配線の接続部を確認。

接続不良を起こしていたらメンテナンスしてくださいね。

そして、

セルモーターが動かない時は、

電気系統が悪いので、

書いた様に配線を一個一個辿って、

電圧を計ってみたら悪い所が分かりますよ。

バッテリーを逆に繋いでもエンジンが掛からなくなる事も

バッテリーを逆に繋いだら、

レギュレーター(整流器)が壊れます。

そうなると、

バッテリーに充電されません。

そうなると、

もちろんエンジンも掛かりませんので、

部品交換前にオルタネーターを知らべてみては?

寒いとコンバインのエンジンが掛からない事も

寒い時にエンジンがかからない時って2通りあって、

①燃料ポンプが冷え切っていて速攻でかからない。

または、

②バッテリーが充分充電されていない。

この二つです。

①の燃料ポンプが冷え切っていないエンジンがかからない時は、

コンバインのキーを回したら、

しばらく待つと、

エンジンのヒーターで燃料ポンプが温まって

コンバインのエンジンがかかる事もあります。

また、

②の場合、

朝寒くてエンジンがかからないのはバッテリーに問題があるとも考えられます。

充電が足りないか、バッテリーが古いかですので、

バッテリーを点検してください。

半年ほどコンバインを屋外に放置したらエンジンが掛からなくなった

半年位、コンバインを屋外に放置したらエンジンがかからなくなりました。

原因はなんでしょう?

バッテリーを新品に変えてもかかりません。

こんな時の解決方法は・・・

コンバインと言う事で、

セルモーターは壊れていないと言う前提で話しをすると、

①グローが焼けているか?

②燃料はしっかり通っているのか?

ここをチェックする必要があります。

どこのメーカーなのか分からないので詳しい事は言えませんが、

③燃料を満タンにして手動の燃料ポンプを押しまくってセルモーターを回してみるとかかるかもしれません。

もしくは、

④古いクボタなどは、

アクセルで燃料をカットしている事もあるので、

アクセルレバーを半分位引っ張っておいて始動させるとエンジンが掛かる事も。

あと、

⑤グローのヒューズが切れている場合もあります。

そして、

⑥燃料ポンプの手前にあるエンジン停止用の燃料化っとバルブが動かなくなって燃料が来ない事もあります。

コンバインのエンジンがかからない時って、

色々考えられるので、

一個一個調べてみてください。

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