メンテナンス

コンバインやトラクター・田植え機の点検・整備代について

メンテナンス

コンバインやトラクター・田植え機の点検・整備代について

コンバインやトラクター・田植え機などの点検・整備代について教えてください。

と言う質問があったので解説していきます。

Question

コンバインなど、

シーズンの仕事が終わった段階で、

JAに一般的な点検や整備を頼んでいるんですが、

料金形態が不明なんです。

修理が発生した場合など見積もりの提示がなく、

作業料金を明確にした資料もないので、

困っています。

Answer

メーカーなどにもよるんですが、

コンバインなどの農機具の点検・整備代は、

地方で多少異なるので、

なかなか参考になる物はありません。

ですので、

あくまで参考程度なんですが、

トラクターに関して言うと、

油漏れや故障が無い限り、

クローラータイプだと20~30万円位あれば余裕が持てる位です。

田植機の場合、

点検基本料金も込みで20万円位ですね。

ただ、

田植機の場合、

水に浸かっていたり、

肥料を使ったりして劣化が大きいので、

比較的料金がかかります。

コンバインは、

条数などもあるので一概にいくらとは言えませんが、

コンバインは一番お金がかかりますね。

私の地元の場合は、

4条のコンバインで基本料金9万円で、

そこに交換料・部品代・運搬料・雑費がかかるので、

なかなか明確な提示はできません。

ただ、

点検整備の料金については、

基本料金が貼っていませんか?

修理代については、

作業工賃が発生するので、

お客さんには見せてはくれません。

そして、

自分達で持っている工賃表などを加味して見積もりを出すと、

法外な値段になるので、

料金表よりも安く出している所が多いですよ。

人によっては、

「なんでこんな事にこんなに料金が発生するんだ?」と憤慨している方もいますが、

農機具屋とかメーカーは、

修理を慈善事業でやっているワケではありません。

自分の技術を飯のタネにしています。

そして、

会社にも利益をもたらす必要がありますから、

どうしたって、

高く感じる料金になります。

人が動く時の料金って、

人が一日拘束されるとなると、

一人一日分の料金が取られますし、

一週間となると、

一週間分の作業員のお金が取られるもんです。

そして、

会社としての利益も出さないといけませんので、

更に上乗せになります。

そして、

技術が特殊であれば特殊なほど、

他の人にはできませんから、

更に技術料として高く上乗せされるもんです。

そして、

そこに部品代や運搬費などが加算されて、

高くなるもんです。

もし、

点検に出した時の料金が高いとお思いなのでしたら、

ご自分で農機具屋さんやメーカーがやっている点検をしてみたら良いと思いますよ。

技術者がメンテナンスする様に完璧に作業をして何日かかるのか?

計算してみた方が良いです。

そして、

自分であれば、

普段の収入から一日の日当を計算して、

何日使ったからいくら欲しいのか?

そこを考えると、

おのずと工賃が出てきます。

そこと比べて安いか高いか考えたら、

正当な金額も見えてくるのではないでしょうか?

また、

農家の方で、

自分で点検などをやっている方もいますよね。

そんな方は、

他人にお金を払うのがもったいないから、

自分で技術を身に付けて整備・点検しているんです。

そして更に言うと、

提示された料金が高いと思ったら、

交渉したり、

相談したりするのも必要な事だと思いますよ。

ただただ提示された金額を鵜呑みにする必要もありません。

そして、

知っておきたいのは、

ボッテル業者さんもいますしね。

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