コンバインがアクセルに関係無くふけっぱなしで止まらなくなった
エンジンが不調になったので、
自分で直したのは良かったんですが、
アクセルに関係なくエンジン吹けっぱなしで止まらなくなった・・・
と言う質問があったので、
解説していこうと思います。
Question
ヤンマーのコンバインを使っているんですが、
エンジンが不調になって、
とうとう始動しなくなったので、
ネットで調べて、
自分で燃料の噴射ポンプの修理をしました。
するとエンジンはかかる様になったんです。
しかし、
アクセルとは関係なく黒煙を出し、
エンジンが吹けっぱなしになって、
スイッチをoffにしても止まらなくなり、
仕方なく燃料ホースを外して停止させたんです。
こんなエンジントラブルになった事はありますか?
分かったら教えてください。
Answer
質問者さんは聞いたことはないのかもしれませんが、
ディーゼルでは良くある話しですよ。
大抵は、噴射ポンプ内部で、
軽くスライドしないといけない所に、
糸くずなどが噛んでしまって止まってしまっているケースですね。
ポンプもそうなんですが、
パーツなどを軍手や布手袋で扱うといつかやってしまうミスなんです。
トラックなどはエンジンが暴走してしまって、
過回転しても、すぐには破損したりすることはないと思いますが、
農機具や漁船のエンジンは、
過回転させてしまうと、
すぐに破損してしまうので、注意が必要です。
ポンプ自体がレブリミッターの役目をはたしている場合もあります。
暴走して止めようとしても、
ディーゼルの場合は、
スロットルやプラグキャップなどもありません。
整備士の話しで、
修理中のディーゼルエンジンが暴走して、
止めようとしてるうちにオーバーヒートしてしまって、
焦りまくってっるところに、
リザーバーから噴出したLLCを浴びてしまって、
大やけどを負ってしまった人がいました。
気を付けてくださいね。
★そして、
ディーゼルには調速機(ガバナー)って言うのがあって、
ガバナーの仕組みを知って正常に調整しないとそうなる事があるそうです。
★また、
エンジンによっては、
コントロールロットの切り欠きにポンプのピンが入っていないのかもしれません。
もしくは、
コントロールスリーブが固いのかも?
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