農機具のキャブレターがエンジンをかけるとガソリンが吹き返す
農機具のエンジンをかけると、
キャブレターからガソリンが吹きかえってくるんですが。。。
と言う質問がありました。
原因から対処方法までをまとめましたので、
見ていきましょう。
Question
農機具について・・・
エンジンをかけようとすると、
キャブレターから燃料が吹き返してしまいます。
原因と対処方法を教えてください。
Answer
エンジンをかけようとした時に、
キャブレターからガソリンが吹き返してくるのは、
オーバーフローです。
原因としては、
①ニードルバルブにゴミがあって詰まっている
②燃調が合って無くて吹き返す事がある
③フロートバルブが割れている
④吸気バルブが閉じ切らない
⑤バルブが曲がっている
と言う事が考えられます。
対処方法としては・・・
「①ニードルバルブにゴミがあって詰まっている」
「②燃調が合って無くて吹き返す事がある」
「③フロートバルブが割れている」
この3つについては、
まずはキャブレターの分解清掃です。
キャブレターを分解して、徹底的に掃除してください。
「①ニードルバルブの詰まり」や「②燃調が合っていない」この2つについては解決できます。
「③フロートバルブが割れている」については、
分解清掃をすれば、
状況を確認できるので、
分解清掃した上で、
割れていれば、
新品に交換してください。
ここまでで、
殆んどの原因はつぶせますし、
ガソリンの吹き返しは治ります。
が、
キャブレターの分解清掃で治らなかった場合は、
「④吸気バルブが閉じ切らない」と
「⑤バルブが曲がっている」と、
言うのが原因になりますので、
よっぽど詳しい方であれば、
自分で治せるでしょうけど、
そこまでの技術を持った方は少ないと思います。
ですので、
農機具屋さんに頼んで直してもらうしかありません。
農機具屋さんに頼んで直してもらってください。
追伸
もしも、
④吸気バルブが閉じ切らない
⑤バルブが曲がっている
この2つが原因でキャブレターからガソリンが吹きかえってくる場合は、
恐らく、エンジンの分解となります。
この場合、
修理代金もかなり高くなります。
こんな場合は、
農機具の買い替えを考えた方が良いでしょう。
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