農機具・初心者必見！ ヤンマー「ポチ」のオイル交換＆整備
「あれ？・・・」
「農機具専用のエンジンオイルってないよなぁ・・・」
「どうすんだろ？」
って思っちゃいました？
そうなんですよ。
農機具専用のエンジンオイルってないんですね。
今回、ヤンマー小型管理機「ポチ」について、
メンテナンスの質問があったので、紹介していきます。
Contents
Question
ヤンマーの小型管理機「ポチ」を整備しようと思っています。
長期に渡ってメンテナンスをして来てなくて、
最近になって、
「は？！ メンテナンスしてないじゃん！」って、
ビックリしちゃいました（笑）
そこでちょっと疑問が湧いたので、
質問させてください。
農機具の基本的なメンテナンスをしようと思っています。
やりたいのは、
・オイル交換
・オイルエレメントの交換
・エアフィルターの交換
・ギアオイルの交換
です。
そこで質問なんですが、
①オイル交換には、車で使っているエンジンオイルでも良いでしょうか？
②ポチにオイルフィルターはあるんですか？
③エアフィルターはボロボロになっていますが、
中の丸いエレメントは交換する必要はありますか？
④ポチにギアオイルってありますか？
あと、
今後もポチを使用していきたいので、
他に交換した方が良い物はありますか？
Answer
こんにちわ。
はじめまして、
ポチにもいろんな種類があるんですが、
一般的な回答としてお話しさせてください。
①オイル交換には、車で使っているエンジンオイルでも良いでしょうか？
の答えですが、
オイル交換は車のエンジンオイルで全く問題ありません。
出来ればガソリン用を使用してください。
また、
使用する量は少量なので、
グレードの高いオイルにした方が良いでしょう。
SG以上SL位までですね。
オイル交換の方法なんですが、
・エンジンを水平にして、
口元いっぱいまでオイルを入れてください。
②ポチにオイルフィルターはあるんですか？
の答えですが、
ポチには確かオイルフィルターはありませんので、
ご安心ください。
③エアフィルターはボロボロになっていますが、
中の丸いエレメントは交換する必要はありますか？
の答えですが、
エアエレメントのスポンジがボロボロですと、
エンジン内に吸い込まれてしまうので、
早めに交換することをおススメします。
また、
中心の紙のフィルターですが、
裏表の色が違う場合は、
フィルターが汚れていますので、
即交換です。
④ポチにギアオイルってありますか？
の答えですが、
ポチのギアオイルは、
普通、本体事に黄色いプラスチックで、
外側が黒いゴムになっている栓があって、
「OIL」と書いてあります。
もし、
シールが無く説明書も無い時は、
近くにヤンマー農機販売店に、電話でも良いので、聞いた方が良いです。
※そして、他にメンテナンスした方が良い物はありますか？
の回答なんですが、
他にメンテナンスした方が良い物は・・・
①点火プラグ
コチラは、
先端が黒く汚れていたら交換してください。
ワイヤーブラシで掃除してもらっても良いでしょう。
価格が高い物でもないので、
交換してしまった方が良いかもしれませんね。
②耕運爪
こちらは、
普段から増し締めを心がけましょう。
普段から使用した後で、
耕運爪の各所のボルトの増し締めをすると、
ガタがきにくくなります。
もちろん、掃除してキレイになった時に行った方が良いです。
使用後に掃除して増し締めをする事で、
長持ちの度合いが違いますよ。
③動きの悪いワイヤー
普段から一番使用しているワイヤーなんですが、
動きが悪くなっているのでしたら、
ブレーキワイヤーやスロットルワイヤーなど専用の、
スプレー式の潤滑油があるので、
使用してみてください。
ワイヤーインジェクターなどで、
ワイヤーを持ち上げておいてから、
チューブ内にスプレーすると便利です。
しかし、
かなり長期に渡って使用してきていて、
ワイヤーが伸び切ってしまっていたり、
ワイヤーが劣化している様であれば、
ワイヤーを交換しましょう。
この位ですかねぇ・・・
耕運爪は、
1本だけはずして、
信頼のできる農機具屋さんに持って行って、
見てもらえば、
交換した方が良いのか？は教えてくれますよ。
追伸
いかがだったでしょう？
今回の質問なんですが、
質問内容が初心者向けと思ったので、
記事タイトルに「初心者必見！」と書いてみました。
農機具のメンテナンスは、
大なり小なり、同じようにできるので、
基本的なメンテナンスはもう出来ていると思います。
大きいトラクターを運転している方にも、
充分使える内容なので、
参考にしてください。
しかし、
トラクターやコンバインなどの大型の農機具をメンテナンスするのって、
結構大変で、
実際問題、キャブレターも4つ付いていたりします。
そうなると素人ではお手上げになってしまいますので、
農機具屋さんに持ち込んで修理するか、
売ってしまって新しく買うのか？
と言う選択になりますよね。
もし新しく購入を検討するのであれば、
農機具の買取業者に相談してみてはいかがでしょうか。
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