プライマリーポンプにエアー噛み!解決方法は?
管理機のプライミングポンプに、エアーがかんでしまい、始動しません。
どうやったら、
エアー噛みを解消でるのでしょう?
と言う質問があったので、
解説していこうと思います。
Question
管理機のプライマリーポンプにエアーが噛んでしまって、
エンジンが始動しません!
プライミングポンプ、燃料ホース2本、フューエルフィルターも交換しました。
でも、プライミングポンプに、エアーがかんでしまいます。
チョークを使っても、始動しません。
プラグは、良さそうで火も出ているみたいなので、エアー噛みが問題と思われます。
何か、よい方法はないでしょうか?
Answer1
燃料を吸わなくて、
空気を吸っている様でしたら、
フュエルフィルターが、
燃料タンクの底までいっていないで、
途中で引っかかっていませんか?
もしくは、
燃料がそもそも入っていなくて、
燃料を吸い上げられないとかってありませんか?
この辺りを点検したら簡単に直る事もありますよ。
Answer2
プライマリーポンプの配管が間違っていませんか?
吸おうとすると戻りがあるんですが、
逆にすると、
空気の吸い込みが起こるので、
燃料を吸えなくなります。
接続を考えた方が良いかもしれません。
Answer3
プライマリーポンプって、
透明でゴムになっていますよね?
亀裂が入っていませんか?
亀裂が入っていると、
傷が広がって空気を吸ってしまう事もあります。
すると、燃料も送れなくなるので、
注意が必要です。
Answer4
プライマリーポンプにエアー噛みしてしまったら、
キャブレターに直で混合液を垂らし、
リコイルする事で、
直で燃料を入れた分だけ爆発してくれるので、
その間、燃料を吸い上げてくれるんです。
この事でエンジンが連続運動してくれることはありますよ。
プライマリーポンプの役割
プライマリーポンプが持つ主な役割としては、
燃料タンクからキャブレターまでの燃料ラインに強制的に燃料を吸い上げる部品として一般的に使われています。
プライマリーポンプはプライミングポンプやプライマーポンプとも呼ばれていて、
燃料タンクからキャブレターまで伸びた燃料ホースの丁度中間に設置されていて、
エンジン始動前にキャブレターまでの燃料の吸い込みを補助するのが目的の部品なんです。
そのため、
管理機やチェーンソーなどを簡単に始動させるパーツと覚えておくと良いと思います。
一般的にプライマリーポンプについては、透明の半球型の形をしていて、
キャブレターのそばに隣接する形で備え付けられている事がほとんどです。
エンジンが冷えている状態の管理機を始動するときや、
燃料切れで給油を行った後のチェーンソーなどは、
燃料パイプに空気が混入している事が多く、
この空気によりうまくキャブレターに燃料が行かずに始動するまで、
かなりの回数スターターを引かなくてはならないんです。
プライマリーポンプがあれば指で直接プライマリーポンプを押すことで、
キャブレター内への燃料供給を楽に行うことが出来る様になります。
また、ディーゼルエンジンの場合、
ディーゼルエンジンの燃料系統に混入した空気を取り除く役割があります。
手動操作のエア抜きポンプのことを言います。
ディーゼルエンジンは燃料が切れたとき、
燃料系統に空気が混入すると燃料の噴射の障害になることが良くあります。
そんな時に、
給油を行った後、エンジンを始動する前にこのプライミングポンプの操作が必要になります。
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