使用方法

耕耘機のアクセルを上げる(開ける)とエンジンが止まる

使用方法

耕耘機のアクセルを上げる(開ける)とエンジンが止まる

耕耘機のアクセルを上げる(開ける)とエンジンが止まってしまいます。

原因はなんでしょう?

分かったら教えてもらえますか?

と言う質問があったので、

解説していきますね。

Question

リョービの耕耘機「RCV-330」を使っています。

エンジンは普通に始動するんですが、

アクセルを上げる(開ける)と、

エンジンが止まってしまいます。

直す方法はありますでしょうか?

分かったら教えてもらえますか?

Answer

一番最初に考えないといけないのが・・・

①エンジンは普通に始動してアイドリングしている

そして、

②アクセルを上げる(開ける)とエンジンが止まってしまうと言うこと。

問題は、

アクセルを上げる(開ける)とエンジンが止まると言う事。

アクセルを開けると何が起こるのでしょう?

1. エンジンに送る燃料の量が多くなる

2. エンジンに送る空気の量が多くなる。

ですよね。

この2つそれぞれが上手くいっていない。

もしくは、

両方が上手くいっていない。

と言う事が考えられます。

話しの内容的にはハンチングではない様なので、

基本的な事からススメていきたいと思います。

特に疑わしいのは、

燃料の量が少なくなっている可能性ですね。

アクセルを開けているのに燃料が少なくなっているのには、

しっかりした理由がありますので、

トラブルシューティングしていきましょう。

<ガソリンタンクを疑う>

ガソリンタンクから正常に燃料が落ちているでしょうか?

ガソリンタンクから燃料がちゃんと出ていかないと、

キャブレターに入る燃料の量が減って、

空気の比率が多くなっていまうので、

結果的に空気が多いとなってしまい、

点火はしても爆発しないので、

エンジンは止まってしまいます。

直さないといけないのは、

ガソリンタンクが鉄などの場合、

錆びる事があります。

錆びたら、錆びが落ちてタンクを詰まらせる事がありますので、

注意が必要です。

そして、同時に見たいのが、

ストレーナーです。

ストレーナーはメインの燃料管と、

リザーブの燃料管があります。

このストレーナーが詰まると、

燃料が落ちていかないので、

燃料の詰まりとなります。

ですので、

・タンクの錆び

・ストレーナーの詰まり

を確認してください。

<ガソリンタンクからキャブレターの間の燃料管が詰まっている>

ガソリンタンクのストレーナーを確認したら、

ストレーナーから延びているゴム管を確認してください。

ゴム管が詰まっていたらアウトですので、

要確認です。

ゴム管が古くなっていたり、

詰まっていたら交換になりますので、

注意が必要です。

ここまで来たら燃料の通り道のチェックは終了です。

次に、

キャブレターの詰まりを確認していきます。

<キャブレターの詰まり確認>

最後に、キャブレターの点検をします。

ケミカル材を使用して、

掃除するのも大切なんですが、

空いていないといけない穴をちゃんと空けてあげるのも大切な作業となるので、

そちらを優先していきましょう。

例えば、

メインジェットや、

ニードルジェットが、

錆びやゴミなどで詰まってしまっている事があります。

ですので、

この、メイン・ニードルジェットの2つを目で見て、

詰まっているか確認しながら、

詰まりを取り除いていきましょう。

特に今回は、

アクセルを開けたらエンジンが止まってしまうと言う症状なので、

メインジェットが詰まってしまい、

燃料の噴射量が、

アクセルを開けた時の空気の流入量に比べて少なくなっていて、

結果、燃料が足りなくて、爆発しない可能性が高いんです。

と、

こうやって、

解説してきましたので、

錆びやゴミなどでジェットが詰まっている場合は、

ケミカル材では取れない可能性も高いので、

しっかり手で掃除して、

パーツクリーナーで穴をしっかり吹いてあげて、

ゴミが入らない様にして組み立ててください。

そして、

それでも詰まりが解消できていない様であれば、

ケミカル材を使用したら良いと思います。

例えば、

キャブクリーナーでキャブレターを掃除するのもありかと思いますよ。

そして・・・

他にも原因はありますので、

チェックしていきましょう。

<点火プラグの交換>

ここまでトラブルシューティングをやって、

症状が改善されない場合は、

点火プラグを交換してみてください。

可能性として、

原因に一つになる可能性もあります。

<キャブのダイヤフラムが破れている>

キャブレターを開けた時に、

点検しておいてほしいんですが、

ダイヤフラムが破けてしまうと、

キャブレター内の気密性が保たれなくなってしまうので、

燃調が狂ってしまって、

エンジンの回転を上げても、

エンジンが止まってしまう事もあります。

ですので、

ダイヤフラムの破れや劣化を確認して、

破れや劣化を発見したら即交換です。

<エアフィルターの詰まり>

アクセルを上げて(開けて)エンジンが止まってしまうのは、

燃料もそうなんですが、

空気の流入量が少ない場合もあります。

こんな時は、

エアフィルターが汚れているか確認してください。

汚れている場合は、

もう交換時期なのかもしれません。

また、

掃除できるタイプであれば、

掃除してキレイにしてください。

これで、

空気の流入が変わってきて、

空気の量が少ないと言う症状はなくなります。

いかがだったでしょう?

空気の流入量や、

燃料の量で、

エンジンは即効で止まってしまうので、

注意が必要です。

普段から機械を触っていると、

簡単に扱える様になるので、

勉強をしてくださいね。

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