トラクターのバッテリー交換 最初にマイナスから外す理由
ちょっと車の事や、
トラクターの事、コンバインの事、バイクの事を知っていると、
「あれ?確かバッテリーって外す順番ってあったよね?」となりますよね。
そうなんです。
バッテリーって外す順番があるんですよ!
そこで、
バッテリーの外す順番と、
なぜそうするのか?と言う理由などを解説していこうと思います。
バッテリー交換をする際や、電装品を取り付けるとき
トラクターのバッテリー交換をする際や、電装品を取り付けるときに、
バッテリーの端子はマイナスから取り外します。
マイナスを外す事で、
バッテリーから電流が遮断された状態になるため、
もし触れてしまってもやけどなどの心配がありませんし、
マイナスから外すことでショートを防ぐことができます。
トラクターのバッテリーは何でマイナス端子を外すの?
トラクターに限らず、
コンバイン、車、バイク、そう言った、
バッテリーを使用している物は、
バッテリーからコードを外す時は、
マイナスから必ず外していきます。
その理由は、
マイナス端子を外す事で、
バッテリーから電気を通るのを遮断できるので、
誤ってプラスを触ってしまっても、
感電などを起こさない様にもなりますし、
電装品やバッテリーの取り付けをしている時に、
ショートを起こさない様にできるんです。
<ショートとは>
プラスとマイナスを直接繋いでしまう事です。
プラスとマイナスを繋いでしまった時に、
間に電装品が繋がっていれば、
ショートを起こす事はありません。
しかし、
例えば、
作業中に誤ってレンチをプラスとマイナスの両方に同時に触れてしまったりすると、
ショートを起こしてしまいます。
ショートが起きると火花が飛んだり、ショート状態が続いたら発火して火事がおこったりすることもあります。
また、そこまでならなくてもヒューズに大きな電流が流れたことにより、
「ヒューズが飛ぶ」という状態になってしまいます。
<ヒューズとは>
電線の間に取り付けられた道具です。
大きな電流が流れると溶けて切れるようにできていて、
溶けて電流を通せなくすることで、コンピュータや電装品の故障を防いでくれています。
つまり、
ブレーカーのような役割をはたしています。
ヒューズが切れてしまうと、
新たにヒューズを入れ替えてあげないと電装品が使用できません。
しかし、ヒューズは複数あるため、
どこのヒューズが飛んだか探す必要があり手間がかかってしまいます。
また、ショートが起きることでバッテリーにも負荷がかかり、
バッテリーの性能は劣化してしまいまうんです。
そのようなことを防ぐためには、
作業前にはあらかじめマイナス端子を外しておく事が大切で、
ショートはケガの原因となり、大変危険です。
バッテリー交換や電装品を取り付ける際には、
バッテリーのマイナス端子を外す様にしてくださいね。
そして、
バッテリーを繋ぐ時は、
その逆で、
プラスを繋げてからマイナスを繋ぐんです。
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