コンバインの燃料切れ時のエア抜きの方法は?
コンバインが燃料切れになって、
その後燃料を入れて、エンジンをかけてもすぐに止まってしまいます。
エア抜きをする必要があると思うんです。
やり方を教えてください。
と言う質問がありましたので、
解説していきます。
Question
コンバインを畑で使っていて、
燃料切れになってしまい、その後燃料を入れたんですが、
エンジンをかけてもすぐにエンジンが止まってしまいます。
恐らくエア抜きが必要なんだと思うんですが、
どうやってエア抜きをして良いのか分かりません。
どうやったら良いのでしょう?
Answer
ディーゼルエンジンは燃料の経路にエアが入っていると、
エンジンがかからなかったり、
仮に始動できてもスムーズに吹へ上がらず調子が悪かったりしてしまうんです。
現在のディーゼルエンジンは、
自動・もしくは半自動でエアが抜ける様になっているんですね。
<自動でエアを抜いてくれる機種の場合>
最近の機種であれば、
キーをオンにして、
電気式の燃料ポンプを少し動かしてあげれば、
自動でエアが抜ける様になっています。
<半自動でエアを抜いてくれる機種の場合>
エア抜き用のバルブが付いているので(つまみやネジ・プッシュボタンなど)、
そのバルブを開いた上でエンジンを始動させて、
数十秒経過したらバルブを閉じるとエアが抜けるなど、
いろいろエア抜きの方法があって、
エンジンによって若干違いがあります。
そして、
<完全始動の場合のエア抜きは>
燃料の通り道を良く見て欲しいんですが、
燃料タンク
↓
燃料ポンプ
↓
燃料フィルター
↓
エンジン
こんな感じで燃料ホースが繋がっています。
まずはこの仕組みをコンバインを見て、
理解してくださいね。
そして、
キーを回すと、
燃料ポンプのリレーがカチカチ鳴るなずなんです。
この状態で燃料フィルターの上のネジを緩めると、
空気が抜けていきます。
そして、
もう少しやると、
空気の後に燃料が噴き出してきます。
燃料が噴き出してきたらネジを締めて元に戻してください。
そして、
更に同様に、
燃料ホースとエンジンの接続部分でも、
同じ様にエア抜きを行います。
ここまで出来ればエア抜きできますよ。
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